安定は職場というものは自分の中にある
どうも、じんせいサンドです。
他のnoteにも書いてある通りではありますが、元公務員の現Web業界で生きています。
僕の親は安定志向でして、というのも、僕の父親は子供の時はお坊ちゃんと貧乏暮らしの両方をしたという原体験の持ち主でして、
その父から安定した仕事に就くのが良いよという話をされていました。
僕は、その話はやけに体に入っていて
冒険したいと思うときに思いとどまることもありましたし、
安定の象徴でもある「公務員」という職にも就いていました。
そんな僕が、安定とされている公務員を辞めたのか?そもそも安定ってなんだろう?と改めて考えましたので、こちらに書いていこうと思います。
安定とは
まずこの定義をしないといけません。
大前提としては、生活の安定があります。
生活の安定とは以下の3つで構成されていると思います。
1.収入の安定
2.身体の安定
3.心の安定
要はこれらが安定していたら、生活の安定は保たれるのだと思いました。
では、「公務員」時代の僕はどうだったのか?
収入は高くはないですが、毎月同じような額が振り込まれ収入面は安定していたと言えます。
身体についても、死ぬほどの残業もなかったですし激務でもなかったので身体も安定していました。
しかし、心の方は全く安定していませんでした。というよりも、不安で仕方なかったです。
何に不安だったかというと、将来の可能性を潰しているのではないか?という不安でした。
自分の人生を振り返る時が来た時に、やり切ったと言えるのか?
この仕事と添い遂げることが出来るのか?不安で仕方なかったです。
それでも4年半も公務員を続けたのは、
収入と身体の安定が心の安定よりも勝っていると思ってたからでした。
ところが、年を取るたびに心の安定の比重が日に日に大きくなるのを感じました。
耐えきれなくなったタイミングで公務員を辞めるに至りました。
生活の安定が公務員では保たないと思ったというわけです。
心の安定を失うと身体の安定は崩れます。そして、体を壊せば収入も安定しません。
心の安定は重要だと思います。
職場に安定を求めてはいけない
そもそも、職場に安定を求めてしまっていた僕は間違えていたと思います。
職場に安定なんか無いです。
これは、言い切れます。
2019年のリストラはリーマンショックと同等以上とも言われています。
リーマンショックのときのリストラは非常に分かりやすいですよね?景気が一時的に悪くなったからキャッシュ確保のためのリストラです。
去年はリーマンショックみたいな景気悪化は無かったはずです。それなのにも関わらず、それ以上のリストラの嵐が吹き荒れました。
吹き荒れたにも関わらず、あまりニュースでリストラリストラとも騒いでいた記憶はありません。
なぜか?
それは、人手不足だからです。
リストラされた人たちは、早期退職という形でしっかりとお金をもらい次の職場に行けたからでは無いでしょうか。
結構、大きな企業がリストラ(早期退職募集)をしていた記憶があります。
大きな企業=安定
という神話はどこに行ってしまったのか?トヨタですら終身雇用は不可能だと明言しています。
要は企業の大きさは安定の物差しではないのです。
収入の安定を提供してくれた大企業たちは、こぞってリストラをしています。
そもそも働かせてくれないとなると生活の安定はのぞめません。
大企業に入れたら良かったねという時代は終わったということだと僕は理解しています。
安定はどこに求めるべきか
答えは一つしかないと思っています。
自分に求めるしかない
ということです。
自分の市場価値を高める活動をし続け、
市場価値を正しく知り
市場のニーズに合わせて成長させ続けられるマインドを持つことでしかないのだと思います。
僕はその会社だけでしか通じない技術よりも
その業界で通じる技術やスキルを追うべきだと思っています。
もちろん社内知識は有用ですし、社内での出世にも影響を与えますので、無我にする必要はないと思います。
しかし、それにすがってはダメだと思っています。
今いる会社は、いつまで成長するか分からないですし、いつ潰れるかも先は読めません。
そうならないことを願いつつ、会社に貢献するのは第一ですが、もしものときの備えは貯金以外にも必要です。
どこでも食べていけるスキルや
個として勝ち抜ける力を磨く方が
僕にとっては重要だと思います。
そして、それを高める活動に投資をすべきでしょうし、その投資活動が自分を助けてくれると思っています。
最後に
自分がどこでもやって行ける自信を持つことで
心の安定は確保されると思います。
また、どこでも通じるスキルと市場価値を持てば、収入の安定は確保されますし、栄養ある食事と心が安定していれば、身体の安定も保たれます。
お金があれば、身体に何かあったとしてもどうにかなります。
安定した職場は存在しない。
そう割り切ること。
仮に職場が運良く定年まで存在してくれたら、それはそれでオッケーですし、
そうならなかった場合も他に行けば良いだけなのでそれもそれでオッケーです。
とにかく、市場における物差しで自分を高める活動を続けることが安定につながると思います。
ロクに人生考えなかった僕が出した答えなので、結構合ってる気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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