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新卒ベンチャー1年生が“成長”という言葉を定義してみた

みなさんこんにちは。タムです。
今回はいつも以上に生真面目な内容を書いてみます。


「みなさんは”成長”という言葉を聞いたことがありますか?」

この質問に誰しもが
「はいあります。当たり前じゃないか。」
と答えるかと思います。

では、次の質問です。

「成長ってどのような言葉で定義できますか?」

この質問の回答は千差万別あると思います。

  • 新しいことができるようになること

  • 何かの目標を達成すること

  • 周りから成長したと認められること

考え出したらキリがありません。そんな中、僕自身が新卒でベンチャー企業に入社して、苦しみながら実感した成長という言葉を定義してみました。

  • 仕事で出来ないことが多くて辛いと思っている人

  • ベンチャー界隈で俗に言われる”圧倒的成長”について知りたい人

  • 田村が新卒で働いて何を経験してきたのかを知りたい物好きな人(笑)

そんな人たちにぜひ読んでいただきたいです。




成長とは、自己破壊、自己修復、自己創造

まずはじめに、「成長とは何だ?」という問いに対する僕の答えです。

成長は「自己破壊→自己修復→自己創造」

のプロセスになっているということです。

僕は新卒で入社して9ヶ月の間にたくさんの失敗や挫折経験がありました。その苦しみの中で少しずつ成長という言葉を定義していきました。実際にどんなことをしてきたのか、備忘録も兼ねて振り返っていきます。

僕が経験してきたこと

僕の短いキャリアの概要

まずは、僕自身が新卒で入社してどんな経験をしたか大まかな概要です。

・社員研修(4月入社〜3週間)
1週間の社内研修・社外研修の後、実際にテレアポを新規のお客さんにかけてかけてかけまくる毎日。新卒で最速アポ記録が出せたり、社外研修の学びを役員陣にプレゼンする大会で優勝できたりと、良さげなスタートダッシュが切れてほっとしていました。笑

・営業(5月〜9月)
急設された新ユニットに立ち上げメンバーとして配属されました。自分で架電するリストを作り、自分でテレアポをし続け、自分で商談をします。要は全部1人で売れるまで頑張れ、という所です。右も左も分からない状態、小学生が大人の集団に放り込まれるような感覚です。1日に150件の電話をしながら、企業の社長さんと商談を繰り返します。研修時と打って変わってカオスと挫折の連続でした。

・カスタマーサクセス(10月〜現在)
これまた急遽辞令が言い渡されて異動をします。この部署は、既存顧客に対するアプローチをする部署です。元から興味を持っていた部署だったので、勇気を振り絞って異動を決断しました。既存のお客様の対応だけでなく、社内のお助け業務を幅広くやりつつ、テクニカルな領域にも踏み込んだり、新たに立ち上げるプロジェクトの立ち上げ2つに関わったりと、ザ・マルチタスクです。覚えるべきこと、アウトプットするべきことが溢れ返りすぎて、時にはパンクしていました。(今もしている)

僕が出会った自己破壊の連続

この9ヶ月の間で僕は多くの自己破壊を経験しました。

目の前の成果に対する苦しみや出来ないことが多くある苦しみもそうですが、自分の人として足りていないところに多く直面した苦しみが強く響きました。

・苦しみ①(営業部時代)

営業を行なっていて、なかなか成果が出せないときに苦しんだ先輩からの一言が「リスクを取る質問ができていない。覚悟を持って目の前のお客さんの懐に踏み込めていない。目の前の人に対して、足りていないことを伝える勇気を持てないと本当の優しい人にはなれない。」と言うフィードバックです。かっこいいお父さんになりたいという僕の夢の実現のために本当の優しさを持った人でありたいという信念があります。そんな中で突きつけられた言葉だったので重く、深く、突き刺さりました。

とにかく凹んで挫折した僕は、目の前の乗り越えるべき壁があることに気づいて、勇気を持って相手に一歩踏み込む質問をすることをとにかく意識して乗り越えようと奮起しました。今もなお、向き合うべき課題として奮闘しております。

・苦しみ②(営業部時代)

学生時代にコーチングを学んでいたので対人スキルに関してはある程度自信があり、コーチング的なスタンスで法人営業を繰り返していました。ただ、法人営業はコーチングとは勝手が違い、組織と対峙する必要がある上で越えられない壁が出現しました。「コーチング的な関わりをしていたらずっと売れないよ」と言われて、今まで積み上げた経験や自信がぶっ壊されました。

自分のプライドは無駄だと気づいてから、がむしゃらに営業の基礎を学んでいきました。営業として十分に力をつける前に異動はしてしまったものの、自分の当たり前やプライドにこだわらずに目の前のことにがむしゃらになる大切さを痛感したのはいい経験になりました。

・苦しみ③(新部署へ移動後)

新部署に移動した先では、もらった言葉を吸収しながら言語化して人に伝える力が求められます。周りの友達には「タムは言語化して整理する力がすごくあるね」と褒められていたので正直自信がありました。その中で、お世話になっている上司に言われた言葉が「タムは想像力が足りない。言語化して情報をただ整理することはできるけど、相手の立場やスタンスを想像して必要な情報に噛み砕いて伝える意識が全く足りない」です。またまた、人の在り方として足りていないところを突きつけられました。

得意だと思っていたことが実は根本の意識が抜けていたことに気づき、とにかくショックを受けました。それから、そもそも相手がどんな言葉を求めているのか会話の意識をつけたり、あえて必要最低限の情報だけ伝えてみたりと試行錯誤の毎日を過ごしています。


こんなふうに、全ての経験において出来ない自分を痛感して、乗り越えるべき壁と認識して、必死に新しい自分を創り上げることの連続でした。これからも、この繰り返しの中で少しずつかっこいいお父さんに近づいていくことでしょう。いや、近づいていきます。

まとめ

改めて、僕の学んだことを総括すると

成長は「自己破壊→自己修復→自己創造」

のプロセスになっているということです。

自己破壊とは、できない自分や無力な自分を突きつけられて、今まで作り上げてきた自らの経験や考え方をぶっ壊すこと。

自己修復とは、自己破壊の後に見える大きな大きな壁を自分の乗り越えるべき課題だと認識して、真摯に向き合うこと。

自己創造とは、その壁を乗り越えるために、新たな自分自身を創りあげながら、必死にもがくこと。

この一連の流れこそが成長することなんじゃないかと、学びました。

最後に

ここまで長々とお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
それだけで大好きです。笑

ここまでで僕が伝えたいことは2つ。

1:破壊なくして大きな成長はない

先ほど記載したように、成長のプロセスは自己破壊から始まります。

現状の自分にできることを続けることももちろん大切です。
しかし、よく言われる”圧倒的成長”というものをしたいのであれば自らの考えや経験がぶっ壊される一種の覚悟が必要になってくるんじゃないかと思います。なんとなくベンチャーがいいかなって考えている就活生の皆さんは、ぜひ一度考えてみてください。破壊の連続に耐えて、楽しんで、乗り越えていく覚悟を持って飛び込むことができればきっと楽しい日々が過ごせると信じています。(自分に言い聞かせている)

初めはとにかく辛かったものの、新卒で破壊の機会を多く与えてくれる今の会社に入れて本当によかったです。

少し宣伝になりますが、カオスさを楽しむ覚悟があり、転職を考えている人は、絶賛採用中なのでぜひ気軽に連絡ください〜!

2:今の仕事が辛いと嘆く人たちは大チャンス

仕事が辛いと嘆く時は自己破壊が起きて、成長の大チャンスです。

仕事って辛いことが大半だし、できないことの繰り返しで辛くなりますよね…でも、その状況を客観的に整理し、未来の理想の自分に近づくチャンスだと捉えれば少しずつ仕事は楽しくなってきます。

こんな大層なことを書いているものの、僕も社会人1年生として必死にもがいている最中です。大変なことの連続です。どうか、心と体のメンテナンスは欠かさずに行いながら共に頑張っていきましょう〜!




はい、今回はいつも以上に熱量高めの内容を盛り込みました。

「そもそも、成長する目的や理想の自分なんてない」

そんな人もいるかもしれません。そんな人は自分にとっての揺るぎない生き方を見つけていくことが第一歩になります。

僕は、自分にとっての理想のなりたい姿(Being)を、自己内省を通じて見つけ、行動に繋ぐサポートも個人でやらせてもらってます。

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