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物の見方を変えること

最近は、色々な物や事象の価値について考えさせられることが多くなっています。日本は資本主義社会なので、高い商品やサービスに眼がいきがちです。商品やサービスの値段は人々の需要で決められています。

人の需要は、宣伝や流行で変動しています。本当に価値が高いものは安定して高い値段が付けられています。その他の物はその時の話題や有名人の影響だった色々な事象がかみ合って値段が変動しています。

今の世の中は、以前に比べてかなりちぐはぐな感じに見えることが有ります。対して価値がない物が、とても高い値段で売られていたり本当に価値があるものが、安く購入できたり、公共施設で借りることができたりします。

値段はマーケットで決められているので、他の人が見向きしないけど、とてもいいものが安く売られていたりします。名作のゲームソフトやCDなども、ワゴンセールで多くの駄作の中に埋もれていたりします。

本などは、元々コストパフォーマンスが高くて、お金をあまり払わなくても、価値のある本を入手することができます。日本は特に図書館がしっかり整備されているので、価値の高い名作や古典などを無料で借りて読むことができます。

私たちは、物の値段以外に、本当の値打ちを鑑定する力が求められるようになってきています。鑑定する力をつけるために普段から感性を養うことも大切です。本当に価値があるものは色々なところにちりばめられています。

テレビなどのマスメディアが派手に宣伝しているものが、本当に優れたものかどうか分からないし、あるいは誰も見向きしないけど実際はとても優れた価値があるものも世の中にはたくさんあります。

例えば最近はお金持ちが大金をはたいて宇宙旅行に行くことが流行していて、庶民はそれに憧れるものであるみたいな空気があります。しかし本当に宇宙旅行は、精神的に満足を味わえることなのかとか、実際は個人個人で感じ方は変わると思います。

私に限って言えば、大してそこまで大金をはたいてまで宇宙に行きたいとは思いません。日常生活にも、それ以上に楽しいことがたくさんあるからです。今は、珍しい花が野原に咲いているのがうれしかったり、高校野球を見るのが趣味なので、今年はどのチームが勝ち進むかをチェックしながらワクワクして予選大会を鑑賞しています。

世の中で浸透している価値観とは違った自分の物の見方を持ったほうが良いと思います。自分がいいと思う生き方を選んだほうが生活の質が良くなります。


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