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コロナ新聞記事(2020年1月~2022年5月8日)

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2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類」に移行した。 大きな区切りができたことで、自分でもここで切りをつけたかったのでこのマガジンでまとめるこ… もっと読む
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記事一覧

コロナ新聞記事20年7月~21年3月

新型コロナウイルスの感染が始まって6か月が過ぎた。 中国の武漢で1月11日に初めての死者が出て、その5日後に日本で初の感染者が見つかり大騒ぎは始まった。 その後毎日ニュースが流れ、ワイドショーでも毎日取り上げ続けている。 大量の情報が流れ、世界中で同じように都市が封鎖なりそれに近い対応がとられていた。 人の命にかかわることなので同じ対応になるかもしれないが、あまりにも同質な対応である。 もう一度冷静に今までの流れを見ていきたいと思い、3月の途中から新聞の切り抜きを始めた。 そ

コロナ新聞記事21年4月~12月

昨年4月に緊急事態宣言が出され1年後となったが、新型コロナウイルスのまん延は続き第4波となり、4月にまん延防止等重点措置がまず出され、やがて3度目の緊急事態宣言も出された。 そして、延期された東京五輪が近づいてきた。 2021年4月以降のブログを集約したファイルを、ダウンロードファイルであげる。ブログの内容は 感染状況、 ワクチン・治療薬・検査、 政府 感染対策、経済対策 新たに分かったこと の4つに分類しそれぞれ時系列に並べたものだ。 ある記事の後には 筆者はその時そ

コロナ新聞記事22年1月~9月

変異株オミクロンの感染拡大で第6波となり、まん延防止等重点措置が1月に出された。感染力はあるが重症化率が低い変異株が出現。 その後、感染拡大と縮小を繰り返し、8月には感染者が1日26万人を超える事態だ。 2022年1月以降のブログを集約したファイルを、ダウンロードファイルであげる。ブログの内容は 感染状況、 ワクチン・治療薬・検査、 政府 感染対策、経済対策 新たに分かったこと の4つに分類しそれぞれ時系列に並べたものだ。 2022年1月 2022年2月 2022

コロナ新聞記事22年10月~23年5月8日

感染力は強いが重症化リスクは低いオミクロン株。 だんだん素性がわかってきたが、感染拡大は1月に最大となった。 各国ともコロナの終息に舵をきり、日本もインフルエンザ並みの位置づけである5類に引き下げようと地ならしの動きをし始めた。 2022年10月以降のブログを集約したファイルを、ダウンロードファイルであげる。ブログの内容は 感染状況、 ワクチン・治療薬・検査、 政府 感染対策、経済対策 新たに分かったこと の4つに分類しそれぞれ時系列に並べたものだ。 各月に2つ記事の抜

コロナウイルス、パンデミックの始まり (2020年1月)

歴史が面白い 今まさに大きな歴史が動いている。 新型コロナウイルスによる感染症が全世界で猛威を振るっている。 米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界では6月8日時点で700万人を超える感染者と40万人を超える死者数にのぼっているという。 中国の武漢で1月11日に初の死者が出たというニュースが全世界に発表されたからこの話は始まった。 そして5日後に日本で初の感染者が見つかり大騒ぎは始まっていった。 その後毎日ニュースが流れ、ワイドショーでも毎日取り上げ

コロナウイルス、パンデミックの始まり (2020年2月)

2月1日  香港政府は、1月25日に下船したクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号(以下クルーズ船)の乗客が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。 クルーズ船は2020年1月20日、横浜港を出発し、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、および沖縄に立ち寄り、2月3日に横浜港に帰港することになっていた。 乗客2666人、乗員1045人、合計3711人が乗船している。 NHKの特集記事によると、当初政府に危機感は薄かった。 体調不良を訴えている人の検査が陰性ならば船全体を陰性と

コロナウイルス、パンデミックの始まり (2020年3月)

〈3月1日〉 政府は、「三密」を避けるように国民に呼びかけた。 感染症対策本部で、「スポーツジムやビュッフェスタイルの会食など、換気が悪く、密集 した場所や不特定多数の人が接触するおそれが高い場所では、感染を拡大させるリス クが考えられるため、このような空間に集団で集まることを避けてください(安倍首相)」 安倍首相は、国民生活安定緊急措置法にもとづき北海道でマスク配布の方針を示した。 大相撲春場所無観客開催を発表した。 (以上2020年6月30日 記述)  〈

コロナウイルス、パンデミックの始まり (2020年4月)

〈4月1日〉 世界の死者が4万人超。 米ジョンズ・ホプキンス大学によると4月1日午後4時現在で、世界全体の新型コロナウイルスによる死者は4万2345人となった。 最多はイタリアで1万2428人、続いてスペイン8464人、アメリカ4081人、フランス3532人、中国3310人と続く。 文科省は1日、3月24日に出した臨時休校の実施の指針を改定し、学校再開する場合の工夫として、時差通学や分散登校、教職員の時差通勤を検討することを示した。 文科省は2月28日、全国すべての小中高

コロナウイルス、パンデミックの始まり (2020年5月)

 〈5月1日〉 安倍首相は1日、新型コロナウイルスに関する6日までの緊急事態宣言を1カ月程度延長すると表明した。 全都道府県が対象となる。 専門家会議が「徹底的した行動変容」を続けるよう求めたことを受けた。 4日に正式決定して記者会見する。 専門家会議の尾身副座長は記者会見で、「長丁場になる」、としたうえで「新規感染者数は減少傾向だがスピードは期待したほどではない」と分析。新規感染者数は4月10日ごろは700人近くだがいまは200人程度。 ウイルスを1人の患者が平均何人に

コロナウイルス、パンデミックの始まり (2020年6月)

〈6月1日〉 唾液でPCR検査可能に。 厚労省は新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の検体に唾液を使えるようにすることを決めた。2日自治体向けに通知する。従来の方法より医療従事者の感染リスクが低く効率的な検査が可能になる。 コロナ債 世界で13兆円。 世界的な金融緩和の中で、新型コロナウイルス対策を掲げる債券に資金が集まっている。 医療体制の整備や企業の資金繰り支援などを目的に、発行は国際機関から国家へ広がる。 ESG(環境・社会・企業統治)重視に変わりつつある機関

コロナ新聞記事で気になった点

コロナ新聞記事の切り抜きをやってきて、最近気になったのは今回のコロナの検証作業だ。 1年前の6月に専門家を集めて行われているが、選挙前に駆け足で行われており当時も十分とは言えないとされていた。 さらに大きな疑問は、その後日本のコロナの感染は大きく上振れしている。 2022年7月から大きく感染者が増えているのだ。 下のグラフを見ると2022年の夏(第7波)と冬(第8波)だ。 当時の検証報告書には、我が国の感染は諸外国より抑えられていると総括したうえでの検証となっている