The Ruminators' Salon

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The Ruminators' Salon

The Ruminators' Salonを運営するTamifuruDと申します。 ProfilePic: もちもち(https://note.com/_______monimoni_/

マガジン

  • ファンタジースプリングスレポ

    弊サロンのシリーズ記事「FSレポ」です。完結済。

  • よみきり記事

    弊サロンのオリジナル記事一覧です。 シリーズ記事は別途マガジン化しています。

  • RADIO ON D'AIR

    RADIO ON D'AIRは、空港や駅の待合室で繰り広げられる暇つぶしの雑談をテーマにお送りする、TamifuruDともちによるYouTubeラジオ番組です。 時に熱く、時に気楽に。東京ディズニーリゾートを中心に、エンターテイメントとサービスビジネスの世界をいっしょに旅しましょう。

  • イクスピアリおたのしみマニュアル

    弊サロンのシリーズ記事「イクスピアリおたのしみマニュアル」です。 完結済。

  • ここがへんだよディズニーシー

    弊サロンのシリーズ記事「ここがへんだよディズニーシー」です。 完結済。

記事一覧

なぜ、ディズニーランドは埋立地に作られたのか?

「住民の7割が漁民の町に、海を埋め立てて遊園地を作ろう」 東京ディズニーランドの興りは、一言で言えばこのようなものだった。印象は最悪である。悪意に溢れたインター…

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ファンタジースプリングスとは、理想的な「ランド化」である【FSレポ④】

日本で「レリゴー」旋風が吹き荒れた2014年。その翌年、株式会社オリエンタルランドは東京ディズニーシーにおける「北欧」テーマの第8テーマポート開発を発表。 あの2015…

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ずっとかわらない(でほしい)もの【FSレポ③】

日本で「レリゴー」旋風が吹き荒れた2014年。その翌年、株式会社オリエンタルランドは東京ディズニーシーにおける「北欧」テーマの第8テーマポート開発を発表。 あの2015…

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不思議だ、前に見たことがある【FSレポ②】

日本で「レリゴー」旋風が吹き荒れた2014年。その翌年、株式会社オリエンタルランドは東京ディズニーシーにおける「北欧」テーマの第8テーマポート開発を発表。 あの2015…

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ファンタジースプリングスに期待すること【FSレポ①】

2024年6月6日にオープンした東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」に行く機会がついにめぐってきた。 この記事を執筆している現在、ファンタ…

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海底2万マイルはつまらない?【RADIO ON D'AIR】#21

RADIO ON D'AIR更新再開いたしました! 東京ディズニーシー開園時、御三家と呼ばれたのが「センター・オブ・ジ・アース」「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」そして…

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レイジングスピリッツのラジオ内容

東京ディズニーシーのロストリバーデルタにあるアトラクション「レイジングスピリッツ」内で放送されているラジオの内容を紹介します。 注意曲目解説ロストリバーアウトフ…

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思想としての東京ディズニーシー

「思想として、ディズニーシーが好き」という人々がいる。 東京ディズニーシーのおもしろさの一つ(そして、日本のディズニーオタクが怖れられ、避けられ、嫌われる理由の…

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【アツい】センター・オブ・ジ・アースの推しポイント無限選【RADIO ON D'AIR】#19

おはようございます 「RADIO ON D'AIR」第19話を更新! 「センター・オブ・ジ・アース」のこまごましたしょ〜〜〜もない推しポイントについて、無限に語る回です。 暇で仕…

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【強火オタク】センター・オブ・ジ・アースはね、神です【RADIO ON D'AIR】#18

「RADIO ON D'AIR」第18話を更新しました TamifuruDの大好きなアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」の魅力について語りました 新エリア「ファンタジースプリング…

現代舞浜まわりかた問題

「まわりかた」なんて言うけれど、昔のディズニーはまだ良かった。ファストパス取ってればなんとかなった節がある。 本当にディズニーランドのまわりかたが試されるのはむ…

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恐怖か、感動か?インディ・ジョーンズ・アドベンチャーはディズニーシーの泣きどころ【RADIO ON D'AIR】#17

こんばんは、TamifuruDです 「RADIO ON D'AIR」第17話では、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」に感動した話をしています。 「多くのゲストにとって、それぞれの思…

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「ファンタジースプリングス」を語らせろ!(後編)【RADIO ON D'AIR】#14

こんばんは、TamifuruDです。 「RADIO ON D'AIR」第14話では、「ファンタジースプリングス」の魅力や楽しみなところについて、あますところなく解説しています。 第15話の…

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推しは推せるうちに推せ!「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」が好きすぎた男の末路【RADIO ON D'AIR】#16

こんばんは、TamifuruDです。 「RADIO ON D'AIR」最新話を更新いたしました。 東京ディズニーランドのアトラクション「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」クローズ…

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東京ディズニーランドは入園する前がいちばんおもしろい?

東京ディズニーランドに行くとき、悩ましいのが開園待ち。 確かに入園後の時間は効率的に使いたいが……何もない空間で2時間も3時間も待つのは確かにしんどいと思う。 …

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「娯楽的側面」という壁を越えるには【博物館とディズニーランド⑥】

博物館に行くか、ディズニーランドに行くか。悩んだらディズニーランドに行くべきだ。 何故なら、ディズニーランドの後には必ず、博物館に行きたくてたまらないと思うから…

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なぜ、ディズニーランドは埋立地に作られたのか?

「住民の7割が漁民の町に、海を埋め立てて遊園地を作ろう」 東京ディズニーランドの興りは、一言で言えばこのようなものだった。印象は最悪である。悪意に溢れたインターネッツでは、生きていくことのできない誕生譚だ。 だが、物語には表と裏がある。 その点、「浦安市郷土博物館」は、「なぜ、ディズニーランドは埋立地に作られなければなかったのか?」がわかる資料館だ。 今回は「浦安市郷土資料館」のテーマ展示室「海とともに」を見ながら、「東京ディズニーランド建設によって失われたもの」「それで

ファンタジースプリングスとは、理想的な「ランド化」である【FSレポ④】

日本で「レリゴー」旋風が吹き荒れた2014年。その翌年、株式会社オリエンタルランドは東京ディズニーシーにおける「北欧」テーマの第8テーマポート開発を発表。 あの2015年からかれこれ9年の歳月を経て……東京ディズニーシーの第8テーマポート「ファンタジースプリングス」がついにその門を開いた。 エリア内を歩き回ると、新たな景色が次々に飛び込んでくる……それだけでも最高の経験だっただけでなく、エリア内の各アトラクションはそれぞれの魅力にあふれ、ディズニーテーマパークや東京ディズニ

ずっとかわらない(でほしい)もの【FSレポ③】

日本で「レリゴー」旋風が吹き荒れた2014年。その翌年、株式会社オリエンタルランドは東京ディズニーシーにおける「北欧」テーマの第8テーマポート開発を発表。 あの2015年からかれこれ9年の歳月を経て……東京ディズニーシーの第8テーマポート「ファンタジースプリングス」がついにその門を開いた。 エリア内を歩き回ると、新たな景色が次々に飛び込んでくる……それだけでも最高の経験だっただけでなく、エリア内の各アトラクションはそれぞれの魅力にあふれ、ディズニーテーマパークや東京ディズニ

不思議だ、前に見たことがある【FSレポ②】

日本で「レリゴー」旋風が吹き荒れた2014年。その翌年、株式会社オリエンタルランドは東京ディズニーシーにおける「北欧」テーマの第8テーマポート開発を発表。 あの2015年からかれこれ9年の歳月を経て……東京ディズニーシーの第8テーマポート「ファンタジースプリングス」がついにその門を開いた。 エリア内を歩き回ると、新たな景色が次々に飛び込んでくる……それだけでも最高の経験だっただけでなく、エリア内の各アトラクションはそれぞれの魅力にあふれ、ディズニーテーマパークや東京ディズニ

ファンタジースプリングスに期待すること【FSレポ①】

2024年6月6日にオープンした東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」に行く機会がついにめぐってきた。 この記事を執筆している現在、ファンタジースプリングスは入場制限を行っていて、特別なチケットを持っているゲストやアトラクション/レストラン入場券を持っているゲストでないと入場することができない。 この記事では、TamifuruDがファンタジースプリングスに期待することを書き並べるよ。 ピーターパンに託す夢私が最も期待を寄せているのが、アトラクショ

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海底2万マイルはつまらない?【RADIO ON D'AIR】#21

RADIO ON D'AIR更新再開いたしました! 東京ディズニーシー開園時、御三家と呼ばれたのが「センター・オブ・ジ・アース」「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」そして「海底2万マイル」……えっ、「海底2万マイル」?! 「おもしろくない! その理由は?」「東京ディズニーシーを象徴するアトラクション」「2万マイルの楽しさはソアリンと同じ?」などのテーマで、「嫌いじゃないけれど、あまりピンとこない」──そんな「海底2万マイル」の魅力を紐解きます。

レイジングスピリッツのラジオ内容

東京ディズニーシーのロストリバーデルタにあるアトラクション「レイジングスピリッツ」内で放送されているラジオの内容を紹介します。 注意曲目解説ロストリバーアウトフィッターとの関連 ロストリバーアウトフィッター前(通称「市場エリア」)で使用されている「La Jarana」のアルバムから3曲選出されている。「ハラナ」(Jarana)とは中央アメリカはユカタン半島の伝統的なダンス音楽だそうだ。 また、同じく市場エリアで使用されている「Mexico: Fiestas of Chi

思想としての東京ディズニーシー

「思想として、ディズニーシーが好き」という人々がいる。 東京ディズニーシーのおもしろさの一つ(そして、日本のディズニーオタクが怖れられ、避けられ、嫌われる理由の一つ)は、この「思想としての東京ディズニーシー」にあると思う。 私は現在、このnoteの査読もしてくれているもちさんと、YouTubeで「RADIO ON D'AIR」というラジオをやっているのだが、もちさんも歴とした「思想としての東京ディズニーシー」愛好家だ。東京ディズニーシー主義者と言っても良い。 もちろん、か

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【アツい】センター・オブ・ジ・アースの推しポイント無限選【RADIO ON D'AIR】#19

おはようございます 「RADIO ON D'AIR」第19話を更新! 「センター・オブ・ジ・アース」のこまごましたしょ〜〜〜もない推しポイントについて、無限に語る回です。 暇で仕方がないときにおすすめです!

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【強火オタク】センター・オブ・ジ・アースはね、神です【RADIO ON D'AIR】#18

「RADIO ON D'AIR」第18話を更新しました TamifuruDの大好きなアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」の魅力について語りました 新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンした今こそ、東京ディズニーシーの元祖人気アトラクション「センター・オブ・ジ・アース」を楽しみましょう!

現代舞浜まわりかた問題

「まわりかた」なんて言うけれど、昔のディズニーはまだ良かった。ファストパス取ってればなんとかなった節がある。 本当にディズニーランドのまわりかたが試されるのはむしろ現代。2020年代であるといえよう。 というのも、SNSで散々いわれている通り、近年の舞浜には優先入場券システムが乱立しているからである。 スタンバイパス、エントリー受付、ディズニープレミアアクセス、40周年記念プライオリティパス、モバイルオーダー、そして「ファンタジースプリングマジック」という新たなチケットの

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恐怖か、感動か?インディ・ジョーンズ・アドベンチャーはディズニーシーの泣きどころ【RADIO ON D'AIR】#17

こんばんは、TamifuruDです 「RADIO ON D'AIR」第17話では、「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」に感動した話をしています。 「多くのゲストにとって、それぞれの思い入れがあるアトラクション」なのではないでしょうか? お時間がある際に是非お聞きいただけますと幸いです!

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「ファンタジースプリングス」を語らせろ!(後編)【RADIO ON D'AIR】#14

こんばんは、TamifuruDです。 「RADIO ON D'AIR」第14話では、「ファンタジースプリングス」の魅力や楽しみなところについて、あますところなく解説しています。 第15話の雑談回でも触れておりますので、併せてお楽しみください!

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推しは推せるうちに推せ!「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」が好きすぎた男の末路【RADIO ON D'AIR】#16

こんばんは、TamifuruDです。 「RADIO ON D'AIR」最新話を更新いたしました。 東京ディズニーランドのアトラクション「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」クローズが突如発表された衝撃を語っています。 作業のお供に、是非お聞きいただければと思います。

東京ディズニーランドは入園する前がいちばんおもしろい?

東京ディズニーランドに行くとき、悩ましいのが開園待ち。 確かに入園後の時間は効率的に使いたいが……何もない空間で2時間も3時間も待つのは確かにしんどいと思う。 正直これらは覚えるとか調べるとかいうまでもなく、パーク内での体験を最大化するために覚えてしまうしやってしまうことだ。ほとんど無意識に近いのである。 記事を見ると「去年彼女がまだ大宮住みのころ、一度一緒に行ってみたいな~と思って、誘ったんですよ」との記載があったので、同行者にはディズニーオタク的な振る舞いをはじめから期

「娯楽的側面」という壁を越えるには【博物館とディズニーランド⑥】

博物館に行くか、ディズニーランドに行くか。悩んだらディズニーランドに行くべきだ。 何故なら、ディズニーランドの後には必ず、博物館に行きたくてたまらないと思うから。 この記事は、「博物館とディズニーランド」シリーズの最終回。 これまで議論してきた博物館とディズニーランドの間に横たわる問題を、ここで再定義しよう。 人々は教育施設である博物館に行かず、娯楽施設であるディズニーランドを選んでしまう 挙げ句、博物館はエンターテイメントに逃げ、教育機関としての意義を見失っている