【自己紹介】自分らしい生き方をみつけるまで
はじめまして!為近奈央です。最近みつけてくださったはじめましての方も、もう既に私のことは知っているよ~なんて方もいると思うのですが、改めて自己紹介ページを作ってみました。
私は現在、ライフコーチと趣味から始まった日本茶店でのスタッフのお仕事の2軸で活動しています。
今となっては自分の好きなことをしながら生きている私ですが、この道に至った理由や経緯などここに書いていきたいと思います。
先に私が伝えたいことをお伝えしておくと、この3つかなと。自分が生きてきた中で学んできたことであり、伝えていきたいことでもあります。
私自身はこうしたことを社会人になってから一つ一つ自分自身と対話し、気づいていくことで、今のような暮らしをしています。
きっとこれから、対話していくであろう方たちに出会う時、自分の自己紹介をする時間より、クライアントさんの話に時間を全力で使いたい。その一方で、私の経験が使える時もきっとあると思うので、そんな未来に出会う方に向けて、この自己紹介を書きました。
自分史とは、自分の歩んだ歴史のこと。過去とは違う生き方を色々している私ですが、ここまでの歩みもすべて私の今につながっているんです。
自分史
学生時代:バリバリ優秀な努力家で、自分の未来をつかみ取る。
小さいころからかなりの努力家だった私。
小学校では苦手だった跳び箱、縄跳び、鉄棒は全部克服したり、勉強はいっつも上位。算数のドリルも、たった一人だけ、周回遅れならぬ周回進みをしていたり。
できないことが嫌だった私は、ずっと泳げなかった水泳も克服。だんだんと大好きになり、高校では県大会まで出場できるほどに。
大学では建築の名門である早稲田大学建築学科で学ぶ。課題がめちゃくちゃ多く、理数が大好きな私にとって、今まで未知の領域だった、デザインや設計に取り組む。しかし、それもデザインが得意で手先が器用な母の血を継いでいたことに救われる。180人中1ケタの成績を納める。
その後やっぱり一層理系的な数値計算などをやってみたいと、東京大学大学院に進学。ご縁があり、自分の進みたい進学先の教授を、当時いた大学の研究室の教授に紹介してもらい、早いうちから研究させてもらうことができた。(もちろん、その分、院試は頑張って受かりました)
自分でこれだ、と思うと道がががっと開かれることがあった。大学院の研究生活はめちゃくちゃ楽しかった。毎日環境の整った研究室で朝から晩まで研究。頭が良すぎて何を言っているか分からない教授の言葉も、半年ほどかけてわかるように。
周りにはたくさんの優秀な人がいる。勉学に秀でるだけでなく、実際に色んなチャレンジをしていたり、プログラム、インターンに参加している人も多かった。
いい大学にはいれたからオッケーの世界ではなく、そうして得た環境を存分に使いこなしていく同級生が周りに多かった。私自身も学歴以上に、やりたい研究を調べた結果どうしてもここ、って思ったからこそ研究に存分に集中できた。楽しくて、帰るのが惜しい。そんな時間を過ごした。
この時の自分は、怖いもの知らずの無敵モード。
なんでも努力で乗り越えられる!と思っていた。
就職は自分が学びにしたことや、知識として持っていることを伝えたりサポートすることが好きだったので、外資系コンサルを選ぶ。ここまでは面白いくらい「自分の向かいたい方向に進み、まっすぐに実行」できていた時代。はたから見たら超エリートコースまっしぐらだが、ただただ、意気揚々と楽しんでいた自分がいたなぁと感じる。
会社員に入っていくとその想いがだんだんと変わってくる。
会社員時代:波乱のスタートから、どんどん自分が分からなくなる。
大学院を卒業後、すぐに結婚。就職のタイミングと重なったことと、旦那の転勤がすぐにあり、早速家庭と仕事のバランスに悩む。
当時の私の中では「結婚する」=「同じ屋根のもとに暮らし、協力して生活する」ことだと思っていたので、まず、一緒に暮らせないことに違和感を感じる。
キャリア的にもそうした自分の中の「理想の暮らし」をすることが難しい状態になり、悩み始める。当時はコーチングのコの字も知らなかったので、「頑張って働かなければならないと感じている私」と、「結婚して一緒に暮らしたい私」がずっと戦い続ける。結果、プロジェクトを変えて転勤するものの、今度は仕事が忙しくなっていき、心は疲労困憊に。
これまで、学生時代にたくさんの世界を見てきたのに、社会に出て、急に視野が狭くなるような感覚がした。
転勤はまたいつでも来ると思ったら悩みは減らないままに、仕事が増え、とうとう家から出るのが苦しくなる。
一旦は志した仕事を辞めることにしました。早かった。その後も夫婦での話し合いは続き、結果として夫婦ともども転職して東京で働けることに。
1度目の転職時期はとても早かったので、選べる会社がガクッと減ったことを理解しつつ、2社目は自分がもともと持っている建築のスキルで仕事をしようとした。なぜなら、そのほうがきっと専門を磨けるし、会社でもいい成績を収められるからだ。(自分のどうしたい?はこの頃あまりなかった)
そうやって入った2社目では5か月くらいで社内表彰された。だけど、やっぱり「なんか違う」という感覚はぬぐえなかった。仕事は楽しい。それなのに、なんだか行きたくない。今振り返れば、会社は上層部の無茶ぶりが強く、同僚とランチに行っても会社の愚痴で盛り上がる。愚痴で盛り上がるから、一時的にはスッキリするけど、どんどんその後は重くなる。
そんなところでどうしても働き続ける気分にはなれず、しばらくして再び転職を考える。
そうやって転職した3社目は外資系の会社。なぜかめちゃくちゃ入る前から期待されてたらしく、これからの会社を担うような大きなプロジェクトに入る。入ってみたら、私以外のメンバーは全員50代以上のおじさんばかり。(これは悪口ではなくベテランという意味)そんな中で私が何の役に立てるのだろうと思いつつ、リサーチや資料作りなどをする。
こうして入った会社はチームのメンバーこそ、私の若さを重宝してくれたものの、もともと、入りたかったのに入れなかった人がいたようでかなりひがまれた。あとは、学歴が良かったことで、とても期待されていた。
仕事ができないわけではない。けれど、妄想の域まで期待されてしまうと、こちらも、そこまでの期待には応えられない。
結構そうした圧力に負けてしまった感じがあり、最終的には休職を選ぶ。
コーチングとの出会い:
コーチングに出会ったのは、その3社目の仕事で英語の勉強が急務になったのがきっかけ。英語を勉強するのに、どうしようと考えていた時、私の知り合いのつながりで、言語コーチの方に出会う。言語コーチとは、語学学習のサポートをしてくださるコーチのこと。
アプローチもコーチングで、自分で自分の話す英語などを聞いたときにどう感じるか、それを踏まえて、どんな学習をしていくのか?を考えていく。
面白い。自分のやり方を尊重してくれるところがすごく気に入った。(というのも勉強は好きだったけど、勉強の量ややり方まで教えてくれる塾は苦手だった)そうやっていくうちに、人生を整えていくコーチングがあることを知った。
それが、私がライフコーチングに出会ったきっかけだ。コーチングとは?をひたすら調べていたら、最初はビジネスばっかり出てきたけど、「ライフ」というジャンルがあるのね、と知ることができた。
そこからすぐに私はライフコーチの方に実際にセッションをお願いし、自身もライフコーチングスクールに通う。
セッションを受けながら初めて感じたことは、「どう感じているのかさっぱり分からない」ということ。
気づけば、社会人になって、自分の「こっちがいい」という気持ちより家族の空気を読んでみたり、どうしたほうが上手くいくんだろう?ということばかり考えていた。
コーチっぽく言えば、「外側」ばっかり見ていて、自分の内側のことがあんまりよくわからなかった。よくわからないから、本を読んでこれがいいのか、じゃあこうするかと言われたままに生きていた。
まずは自分の内側に潜る。分からないなりに自分の声を聞くことを始めた。
そうやってやっているからこそ、休職することができた。その直後には、逗子に引っ越すことも出来、自然の中で過ごしながら、「自分はどう感じているのだろう?」という心の声を聞き始めた。
ライフコーチングをしながら気づいたこと
そうやってコーチとして活動し始めた私。最終的には休職していた会社を辞め、コーチとして独立する。クライアントさんに初期から恵まれていたこともあって、セッション経験は最初にしてはたくさんさせてもらったと思う。
そんな中でも、ある程度日中、特に平日の時間が自由に使えるようになった。どこに行ってもすいてるから、とっても出かけることが気楽になった。
セッションの仕事自体も楽しい。対話を深めながら、自分の想いに気づいたり、それによってクライアントさんの流れが変わっていくことをたくさん見てきた。自分自身もどんどん見方が柔軟になり、物事の良し悪しのジャッジが減ってきて、軽やかに自分の行動を選べるようになった。
一方で何者か分からない不足感というか、はっきりしない感じが浮かんできた。何だろうと思ったら、コーチングという形にこだわっていることに違和感を持ち始めたようだ。
お茶との出会い
それまでの私は、コーチングの時、問いかけやフィードバックをしたりとスタンダードに学んだスキルをその時その時で生かしていた。けれど一方で、コーチングのスキルだけじゃどうにもならないことがあるなと思った。さらには、自分自身の人生がセッションに活かされていないと感じることもあった。正直、これじゃAIでもできちゃうよ、、、と思ったとき、気づいた。
自分の人生丸ごと生かして関わるセッションにしたいと。
きっと、私の中で型をある程度学んだタイミングだったからこそ、気づけたのだと思う。今思えば、セッションの仕方が間違っているというよりは、型を破って自分の形にしていくタイミングに到達したのだと感じる。
私の経験で役に立つことがあれば、伝えていく。そうして伝えていくことがのちに私の一つの強みである自由なフィードバックにつながった。そんなことを通して、そのためにもいろんなことをもっと経験したいし、趣味や、興味のあることを、コーチの他にもいくつでも持っていいのでは?と思った。
そうやって過ごして出てきたのがお茶だった。ブログを書きたいと通っていたカフェでどうしてもコーヒーのカフェインと体が合わず、お茶を飲み始めたのがきっかけ。「お茶って日本のカルチャーなのに、どうしてスタンダードはコーヒーなんだ?」と思ったのだ。
それがきっかけで、一気にお茶に興味がわいた。
学べば学ぶほど、化学や歴史だったので、面白かった。そして、何よりも五感をしっかり使うので、お茶を淹れる流れを通して、感覚を磨けるようになった。そうやって、日本茶インストラクターの資格を取った。
資格を取るときになって、せっかくなら実際に日本茶でカフェのようにやっているところで経営とか学んでみたいなぁとなり、求人を探していたら、ドンピシャなお店に出会い、すぐに面接してもらった。
オーナーとも意気投合して働くことになった。この流れが、学生時代の感覚にすごく似ていた。
「自分の向かいたい方向に進み、まっすぐに実行」していた時の感覚。
楽しいから結果が出る。結果が出るから、また楽しくなる。このループを回せる時間がすごく幸せだ。
私のセッションを改めて見直す
日本茶のお店で働いていると、どんどん新しい空気が入ってくる。
コーチとも違い、人の流れが速い。そうやって新鮮な空気を取り入れながら、コーチをやっていると、自分の中に活かせるものがたくさんあることに気づけた。
私がお店で働いているとき、一番大好きなのが、お客様とのコミュニケーション(接客)。元の自分のキャリアの延長線上だったら、絶対に到達できなかった。でも、到達したのは、きっと自分の経歴に関わらず、「やりたいこと」に飛び込めたからなんだと思う。私が大舵を切った働くという軸線は人生の中でも大きなウエイトを占めることが多いから、生き方にもダイレクトに直結するし、それゆえ、テーマになることが多い。
実際にクライアントさんの多くが、働き方や今の仕事について最初のテーマにすることが多い。(もちろん、あらゆるジャンルが根底で関連していることは間違いない)
そして、実際にお茶のお店でのお客様とのコミュニケーションの根底には、コーチングが活きている。
逆もしかりだ。接客のおかげで「その時のお客様(クライアント)にとって一番いいアプローチは何だろう?」という問いのもとで動いている。
ある人にとっては、お茶を買うことかもしれないし、またある人にとっては美味しい味を知ることかもしれない。または何かと出会うことかもしれない。それを一緒に探していくのだ。
コーチングも「コーチングであるか」ばかり見ていたら、クライアントさんにとっての最良に気づけないから。(そもそも、私にベクトルが向いてたら意味がない)コーチングにこだわらず、時にはコーチングの外に出て、自分の経験を話したり、もしかしたら、お茶で一息リラックスしてもらうことだって役に立つ可能性がある。
そうやって可能性を無限に広げたのが私の「ライフセッション」。
クライアントさんと私の関係の中で一番効果が最大化される関わりを育んでいきながら、人生を共に歩んでいく。そんなセッションをどんどんこれからも極めていくことが私の今の目標です。
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クライアント様の声
クライアント様からはこんなお声をいただいています☺一人ひとりその方によって自然とアプローチも変わってくるからこそ、たくさん色んなことを感じてくださっていて嬉しい限りです。
経歴・実績
経歴
・早稲田大学建築学科卒業
・東京大学大学院社会基盤学専攻卒業
・外資コンサル→設計事務所→外資不動産に勤務の後、独立
実績
・ICF認定ライフコーチングスクール修了
・セッション実績220時間以上
・日本茶インストラクター
ライフセッションが気になった方へ
ここまで私の自己紹介を読んでくださった方、ありがとうございました!私の記事にしてはかなりの長文だったので、ここまでついてきてくださって本当に嬉しいです!
ライフセッションが気になっている方には、現在無料で個別相談をやっています!ご希望の方はLINEのメッセージか、こちらのフォームにご連絡ください。
こんな方がよくいらっしゃってます
ライフセッションを通して、私が伝えたいこと
私の大事にしたい想いは、どんな方も自分の想いを大事にし、その時自分が一番ベストな選択をする人生を歩めるようになること。
そのために、クライアント様本人が、自分自身の想いをリラックスして聞いてもらえる場所を作り、「私にどんなことが起きても大丈夫」と思える土台を作っていくことが大事だと思っています。
私自身、本当に自信があった時から突き落とされるようなどん底まで経験していて、なおかつそこから這い上がってきた経験。
当時こそ嬉々としたり、辛いと感じてどうにもならなかったりしましたが、どれも、いつかは実りとして受け取れる。
そう受け取るために、自分のことに向き合い、「今どんな状況でも大丈夫」と感じられるように自分自身をもっとそのまま、ナチュラルに感じていく時間が必要なんです。
それが叶う場所がライフセッション。
私自身、人前ではなかなかリラックスして自分の話をすることができなかったからこそ、そういう場所を聴き手という立場で作れないかなと思ったのが根本です。
そうした場を作ることによって、自分が今どんなことをしていったらいいかが分かるのです。セッションを受けて自分の大切にしたいものが見つかり、行動に起こし始めている人や、中には、セッションをお休みして自分で自分を知りに行くアクションをとり、改めてセッションを受けにいらした方もいらっしゃいます。
自分を大事にすることや自分の想いにフォーカスすることは一見わがままのようにも見えるかもしれません。でも、自分を大事にする術を知ると、結果的に周りの人のことも、本当の意味で大切にできたり、身の回りのことに向けた感謝ができるようになったり、いいこと尽くしです。
だからこそ、「これから自分はどうしていくのがいいんだろう?」「本当はこんな風に生きたいのになかなか、、、」という方は自分を大事にすることのアクションの一つとして、セッションを受けてみるのもいいかなと思うのです。
私自身が、そうやってセッションを受けたことをきっかけに、自分の天職に出会ったり、心地よい時間を過ごせることがどんどん増えていったり、これまで通りに過ごしていたら見えなかった世界が見えるようになってきたから。
そして、経験してみると、誰もがそうなれると私は思っています。思ったより素直で、シンプルだから。
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