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「ちゃんとしなきゃ」を手放しても、案外ちゃんとしていた自分に気づいた

「ちゃんとしなきゃ・・・」

自分の心の中にはよくこんな声が響いていました。
家族や、周りの人を見ても、みんなちゃんとやっているなと感じ、焦ってしまう私。

それに対して頭に浮かぶ言葉はいつも
「私もちゃんとやらなきゃ」
「しっかり動かなきゃ」
でした。

頭では分かっているけれど、なかなか行動にうつせなかったり、できない、ということもよくある。目の前のちょっとした行動を踏み出すのにあれこれ考え、あっという間に1日が思いもしない形で過ぎていくこともありました。

その度に、「ちゃんとやらなきゃ」と自分を鼓舞してきました。


この「ちゃんとしないと」という言葉が頭の中に走っていると疲れるんです。
なぜなら、この言葉は「自分がちゃんとしていない」と感じる時に出る言葉だから。

つまりは自己否定なんです。


私は、どちらかと言えばしっかりして見られる方だと思います。子どものころから「しっかりしてるわねー」と親戚や周りの大人にずっと褒められてきました。

「しっかりしてるわねー」という言葉はきっと「そのままの私」にかけられた言葉だったはず。それなのにいつの間にか、「しっかりしなくちゃ」と思うようになっていました。

無理やりちゃんとしようとすることは、自然ではないなと感じる。それに何より、「ちゃんとしなきゃ」って自分で思っていることが苦しい。


ということで、「ちゃんとしなきゃ」を辞めようと思い立ったのでした。

とは言え、長年染みついた口癖はすぐには消えないので、「ちゃんとしなきゃ」と言っても仕方ないことを日々受け入れていく行動を繰り返した。

いつしか「ちゃんとしなきゃ」という言葉は頭の中からどんどん消えて行って心が楽になってきた。

「ちゃんとしなきゃ」という言葉さえ忘れていた私ですが、ふと自分のブログを振り返って読んでいた時に、「ちゃんとしなきゃ」という言葉が目に入り、そういえばどう変わったのか振り返ってみようと思ってこの記事を書いています。


「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から離れて、過ごしている最近はどうかというと、、、

実は心が軽くなって行動量が増えてるんです。


自分がかける声に自分がセーブされていたんだ、ということに気づいたのでした。

ちゃんとしようとするとついつい力が入って、自分を奮い立たせないと行動ができない。その結果、自分で自分の首をしめてしまっていることってよくあるのです。

私は今、その気持ちから解放されて、あの時よりちゃんとしていると感じています。さらに何より、心が満たされているというか、純粋に目の前のことを楽しむ余裕ができたんです。

休みの日にも心のどこかに罪悪感を感じていた私は休みを上手に使えるようになりました。
「ちゃんとしなきゃ」という想いがもしあったら、きっと、ここでも「何かしないと」とぐるぐるしていたことでしょう。

自己否定は誰の得にもならないってこういうことだと思います。

だからこそ、自分の声に耳を傾けてほしいし、自分の声に気づいたら、どうしていくのがいいか、考えてみてほしいんです。



もう自分に「ちゃんとしなきゃ」なんて声をかけなくて大丈夫。


「ちゃんとしなきゃ」と自分に声をかける人は、きっと自分への声かけが無くなっても、ちゃんとしていると見られる方なのではないかなと思っています。それに、もし真の自分がちゃんとしてなかったとしても、素直な自分を知っていた方が安心するように、私は感じます。

だから、自分で唱えちゃう心の声に縛られず、好きにやってみてほしいのです。

最初は周りにどうみられるか、どう思われるか不安と思うかもしれないけれど、素直なら、素直な思いの人と繋がっていけます。

自分に素直になっていくうちに、自分の望む状態が見えてくるはず。

そのままの胸の内を語れる世界は本当に居心地がいいから、おススメです。

「ちゃんとしなきゃ」そんな声が聞こえてきたら、、、
ちょっと肩の力を抜いて過ごしませんか?




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