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コーチは共に歩き、照らす存在。


コーチング、コーチという立場役割にはきっと色々な定義があると思います。

その中で私がイメージしているコーチ像を今日は書いていきます。



コーチはクライアントのためのファシリテーター。

私の中で、コーチの立ち位置ってこんな感じかなと思っています。



なぜなら、その人達がすでに魅力を持っている。

それぞれの人はもともと自分の本来の答えを持っているんです。

でも、色んな情報を受け取ったり、教えられたことを身に着けたり、いろんな環境を目の当たりにする中で自分そのものの答えが見えなくなることがあります。

クライアントの中に答えはあって、でもそれがクライアントが見えていないだけ。

その、見えていないところに一緒に行くのがコーチだと思っています。

ファシリテーターと言ってもグイグイ引っ張るのではなく、状況を見ながら慎重に歩んでいく感じです。

そうして共に歩いていくことで、クライアントは本来思っているところに行き着く。


私のイメージとしては以下のような感じです。


一緒にもう一人の自分という洞窟に探検に行ってコーチは懐中電灯の役割をします。

コーチは、クライアントが見えていないところを照らすことで、クライアントが気づく機会(宝)をもたらします。

クライアントは新しく見えた気づきを学びとし、宝を持ち帰ることで未来の行動につなげていきます。

そんな風にして宝探しと、その見つけた宝を使っていくアクションを繰り返すことが、私のコーチングの全体像です。


照らすことで見えるものがある

コーチが使う、「問い」

これには結構たくさんのアンテナが影響したり、コーチ自身の基盤が問われたりする部分。

「こんな見方だったら見えますか?」
「今どんなものが見えていますか?」

そんなことを言葉にして確認しながら、クライアントの現在地や行き先を照らしていく。

ときにはフィードバックで

「こんなものが見つかりました!」

なんて話をしたり、そうやって一緒に歩きながらクライアントを照らしていきます。



本来は当たり前に持っているからこそ、気づかない。

そんなものも照らしていくことで意識にとどめたり、なにか他のものが「見える」ことに繋がっていくのです。


コーチも学びながら歩んでいる。

そんなコーチもコーチを付けています。

なぜなら、自分を知る探検をするためです。

目的は様々ですが、「自分」のことについて探検の仕方を心得ておくことこそクライアントと同じ位置に立つことや、自分の足腰を鍛えることにも繋がります。

それによって自分を深めて基盤を調えるだけでなく、コーチとしてのスキルやあり方を学ぶことにも繋がると思っています。

最後は自分で歩けるように

「寄り添って共に歩く。」

これがコーチングの語源にも近く、私の中のイメージにも近いのですが。

やっぱり最後は

「自分の力で歩いていることを実感してほしい」

と思っています。

クライアントが自分の足で歩いている。

その中でよりスムーズに進むためにコーチという付添人がいる。

そんなパートナーシップを築く。それが私の目指す「コーチ」です。




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