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世界はまだまだ面白い!#68 第三幕

「起承転結」はよく聞く言葉ですが、「序破急(じょはきゅう)」という言葉を聞いたことがありますか?平たく言うと、「3部作」、「3部構成」という意味になり、序が導入(イントロ)、破が展開(デベロップメント)、急が結論(サマリー、クライマックス)という感じです。日本の伝統芸能の、「お能」、「歌舞伎」などが3部構成、オペラでも、「椿姫」、「トゥーランドット」などが3幕構成になっています。私の経験では、欧米では、だいたい、ストーリーの展開が、3部構成です(映画でも、プレゼンでも)。

一般的に、サラリーマン人生も23歳までの学生時代が「第一幕」、65歳定年までのサラリーマン時代が「第二幕」、定年後の65歳からが「第三幕」となります。人生は、自分が「主役」のドラマではありますが、「第二幕」までは、親や、会社の同僚、上司との関係から、「脇役」にまわることもしばしばありました。「第三幕」はそういった「しがらみ」から解放されて、本当に「主役」になれる時が来たという感じです。私の周りにも、将来に悲観的な高齢者が結構いますが、自分の人生の「第三幕」(最終章)は、明るく楽しい「ハッピーエンド」にしたいものです。頑張りましょうね!

ところで、歌舞伎でも、オペラでも、幕の間に休憩時間が必ずありますが、映画で3時間を超える大作(時々あります)は、トイレ対策が重要ですよ。健康な成人は、平均3時間に一回トイレに行くとされていますので、映画も上映時間を良く考えないといけませんね。ギリギリですから(笑)

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