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「論理的」であることは手段でしかない

オタキングこと、岡田斗司夫さんでした。
ふしぎの海のナディアやら、エヴァンゲリオンを制作したガイナックスの共同設立者ですね。賛否両論ある方ですが、エヴァンゲリオンの解説ハンターハンターの解説等々、物語の全容・背景、アニメの歴史、作者の趣向・考え方を理解した上での解釈がとても分かりやすく、気になるテーマがあるとたまに観ます。

そんな中でこういうことをおっしゃっていたんです。

「論理的であることは手段でしかありませんから。論理的であることで不幸せとなるならば、論理なんてない方がいい」

どういう文脈でおっしゃっていたかはうろ覚えなのですが、たしか、自殺を止める論理的な説明だったはず。

「人には自己決定権があって、基本的には自由であるべきだ。本来自殺をするのは本人の自由に委ねられるべきかもしれない。しかし、自殺はよくない。よほど特殊な例を除いて、自殺を容認するような世界になんかなっちゃだめだ。自殺しそうな人がいればみんなで救ってあげなくてはならない。これは論理ではなくて、感情論だけれども」

うろ覚えなので、わたしの解釈やら、理解のための脚色も入っているかもしれませんが、たしかこういう文脈だったと思います。間違っていたらごめんなさい。

論理的であることが金科玉条掲げられることってままあるけれど。

どういう世界であるべきか。
何を求め、何を嫌い、どう生きるか。

そういうのってロジックじゃないよね。

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