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「みのけもよだつ」雄叫びと「いてつくはどう」

「みのけもよだつ」おたけびね。
ファミリーコンピューターのロールプレイングゲーム,ドラゴンクエストⅣではじめて触れた。登場する敵が繰り出す攻撃の一つ。くらうと怯んで数ターン動けなくなる。

○○は みのけもよだつおたけびをあげた

「みのけ/もよだつ」
みのけは身の毛だろうって想像がつくのだけれど,「もよだつ」って何?って一瞬なるんですよね。幼心に。

「みのけ/も/よだつ」
と,正しく区切ったとしても「よだつ」って何?ってなりますし。「よだつ」なんてこれ以外で一回も出会ったことない。

「身の毛もよだつ」って言葉自体は昔からあるのだろうけれど,ドラクエⅣによってその使われる頻度がぐんと上がったと言って過言じゃないと思ってます。当時の字面はそれくらいにインパクトがあった。

最初に使った敵はライオンを模した「キングレオ」じゃなかったかなぁと思って調べていたのだけれど,それはどうやら記憶違いだったみたい。「みのけもよだつ」言い回しだけ強く印象に残って,それと勝手にライオンが結びついて記憶されていたんだろうね。
話ずれちゃいますが,そのキングレオって初出のときにイベントとして絶対負けるようになっているんですよね。そういう意味でもとても印象的なキャラクター。
今ではこの絶対に負けるってイベントは一般的に使われていると思うのですが,そのはしりってキングレオだと思うんですよね,って調べたらやっぱり出てきた。ドラクエで初めてなんじゃなくて世の中のゲームで初めてだと思うんだけど…って思い浮かべたらファイナルファンタジーⅡの「くろきし」が最初でした。くろきしはゲームがスタートした瞬間に出てきていきなり負けるんでした。

あと「いてつくはどう」だ。
これはドラゴンクエストⅢの最後の敵「ゾーマ」が使う。「いてつく」って言葉がここで覚えた印象的な言葉。これはね,放った時の効果音を是非聞いてみて欲しいです。ファミコン版で。「ぼーヴぁヴぁヴぁばばばばーーーー!!!!」ってなって,いてつきそうな感じ出てますから。適法かどうかわからないのでyoutubeのURLは貼らないですけど。漢字で書くと「凍てつく」なんですね。字面はひらがなの方が良いです。黄色いイメージ。


「みのけ/も/よだつ」で文言を区切っていてまた思い出した。
「シーフー/ドドリア」の「シーフー」ってなんですか?って質問が頭にこびりついていて離れません。なんなん,この質問最初にした人天才なん?

このシーフー、普通に生きてたらちょこちょこ思い出てくる。

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