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マイナンバーカードはパスワードの紙とセットで本領発揮する#11

マイナンバーカードを作って一番便利だと感じているのは、
印鑑証明書や住民票などの公的書類が家や職場の目の前のコンビニのコピー機で取れるようになったこと

「コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付(コンビニ交付)ホームページ」より引用

引越しした時の資格情報の書き換えや、車を買い替えるときに利用しました。
公的書類が必要なタイミングは多くありませんが、頻繁じゃないからこそ「役所にわざわざ行く必要がない」ということは、手続きに対する「面倒だなぁ」という気持ちのハードルが下がります。

自分自身でもそう感じるので、高齢の親の印鑑証明書、住民票などを取らないといけないとなった時は、さらに面倒

例えば高齢のお父さんが亡くなり、その相続手続きの時には、高齢のお母さんの戸籍、住民票、場合によっては印鑑証明書など公的書類が必要になります。

自分で取りに行くのが難しい時には専門家に戸籍などの取寄せ代行を依頼することができますが、印鑑証明書だけは取寄せ代行の対応をされていない専門家が多いように感じます。

(代理人が取るときは本人の印鑑登録証が必要なので、印鑑登録証を預かれる親族だと代理で取ることができます)


ここで活用していただきたいのが
・親のマイナンバーカード
・カードを発行したときに役所で設定した暗証番号を書いた紙

です。

コンビニで公的書類を取得する時には
4桁の利用者証明用電子証明書のパスワードが必要です。

「コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付(コンビニ交付)ホームページ」より引用

パスワードを忘れたときは役所で本人確認の上で再発行手続きができます。

親御さんの本人確認書類としてマイナンバーカードを作成している方は、このパスワードを書いた紙を書かないエンディングノートに収納していただくようされてください。

マイナンバーカードの新規利用や、健康保険証として利用する手続き・口座登録によるマイナポイントがもらえる制度が2022年1月からスタートしていますので、まだ作成していない方はこの機会に取得されてはいかがでしょうか。

*電子証明書にも有効期間があります。電子証明書発行の日から5回目の誕生日までです。期間満了では住民票がある市区町村の窓口で、顔写真付き公的証明書による本人確認の上更新手続きが必要になります。


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