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こまめな節約が吹っ飛ぶ 請求書の有料化#34

「え?何これ!」
久々に親元へ帰省して、目に飛び込んできたのは

ガス代の利用請求書。

以前は使用量と請求額が記載されていた検針票が届いていましたが、今回届いたのは定形ハガキの請求書でした。

その利用明細の中に「はがき発行手数料 200円」の文字が。

ガス代は自動引落にしているので
「何これ?新しく請求されることになったの?
手数料支払ってまで、わざわざハガキ郵送してもらわなくて良いんじゃない?」

「いや、こんな紙が来てて、見せようと思っとったんよ。」

と、母が取り出したのが、ガス屋さんからのお知らせ文書でした。

【ご請求書の電子化のご案内】

「弊社では訪問検針の電子化やキャッシュレス推進などの業務改善に努めてまいりました。それに伴い「ご請求の電子化についてのご案内」を12月度および1月度とご案内差し上げましたが、ご確認いただいておりますでしょうか。
ご案内しておりました通り、2022年3月度分より検針票兼請求書の投函を廃止し、お客様サポートページからのお知らせ(WEB検針票)へ変更いたします。」

と、概略このような説明で、事前にWEB登録ができていない利用者には有償での請求書発行となる旨の案内でした。

しばらく帰省していなかったため、母からこの話を聞くことができず、WEB登録の手伝いができていませんでした・・・。2ヶ月分ハガキで受け取り、200円×2月分をお支払いしたという状況です。

その場でWEB登録を済ませ、次月以降はWEB受信する予定です。

紙の請求書発行は有料化が進む?

令和5年10月から消費税の改正で「インボイス制度」が始まります。
改正項目には、企業が発行する請求書の様式が一部変更されることも含まれています。

来年に向けて各企業はこの準備を進めていくと予測されますが、業務の見直しの中で、今回のように「紙で請求書を出すときは有料」と方針変更されることも考えられます。

定期的に支払いが必要な代金について「支払い方法」や「明細の受け取り方法」の対応に変更がないか、気を配る必要があると思いました。

各社対応準備を進められています

1枚ずつは保管しておきたい書類

公共料金について何か手続きをするときは、契約番号(お客様番号・加入者番号など)の確認を求められます。
今回のWEB明細サービスも、契約番号の入力が必要でした。

契約時の書類や1ヶ月分の検針票を、電気・ガス・水道それぞれ1枚ずつでも良いので、書かないエンディングノートに収納されることをお勧めします。

家計の節約で、電気や水道をこまめに消していくことは大切です。しかしこのような切り替え手続きに気付かず、そのまま放置していたら日々の節約も吹っ飛んでしまいます。

特に自動引落になっている支払いの内訳は、定期的に確認するようにしましょう。

▼【関連記事】相続手続きに備える公共料金の書類についてはこちら


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