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「一緒に仕事をしたくない」と思われる人の3つの特徴

「仕事ができる人」というタイトルにドキッとして関心を持たれた方は,きっと日頃から,ご自身の振る舞いや決断,行動力に対する意識が高い方なのだろうと思います。

「仕事ができる人」というより,仕事で貢献することは当然として,「一緒に仕事をしたい人」と思われることのほうが断然,キャリアにも,人間関係にも良いこだと,最近は強く感じています(学歴や職歴などに関係なく)。

これまでの著書には,一緒に仕事をしたいと思えるようなポジティブなひとに関して書いていることが多いので,今回は,「一緒に仕事をしたくない」と思われる人の特徴をまとめてみます。

・意見を言うことだけで満足する


 批判や不満,現状の問題点(誰もが感じているようなこと)の指摘や理想論ばかりで,具体的な解決策,提案力,そして行動力はない。自分から動こうとしない,あるいは熟慮がないまま思いつきで動きがちである。本人からすれば,自身には発言力や影響力があると思い込んでいることもあり,周囲からすれば厄介な存在である。

・決めつけと思い込みでモノを言う


 自分がたまたま知っている情報だけで話しを展開し,それを他人にも押し付ける。他の人の意見を吟味したり,賛同したり,意見や情報を組み合わせてより豊かな話の展開ができない。

・「謝らない,敬わない,労わない」


 誇張話が好きで,自分がいかに大変な状況かについてをよく話す傾向がある。誰かにサポートしてもらうときにも,してもらった後も,相手に感謝の気持ちを伝えない。

こうして見てみると,「一緒に仕事をしたくない」の特徴を持つ人というのは,周囲の寛大かつ,成熟した振る舞いのおかげで仕事が回っているということが言えるように想像できます(あくまで私の考え)。

まずは,自分が誰といつ,どのような会話(メールやSNS上の文章含め)をしているか個々の言葉や,内容を見直すことで客観的に自分を観察していきたいですね。

私自身,「あのときのAさんの意見の後,『それはいいですね』とかいえばよかったかも・・・」などと振り返りをしています。

AIに自分の仕事が奪われる・・・などという心配よりもまず,人様の気持ちが離れることのほうが重大で,それによって仕事にまつわるチャンスを奪われるという,身近な危機感があるのではないでしょうか。

また,「これまで大きな問題はなかった・・・」「今のろころは,人は離れていないから・・・」などという考えは,問題をざっくりとくくりすぎかもしれません。

これからのライフステージで,仕事を始めたり,変えたり,定年退職したり,組織の上下関係や肩書きがなくなった時にこそ,真価が問われるのかも。

常に,「今,目の前の人」に対して,頭と心を徹底的に稼働させることが,仕事や,大切な仲間たちとのチャンスと時間を与えられるきっかけを生み出します。

一緒に仕事をしたいと思る人を目指せば,コミュニケーションが変わり,出会いも貴重な体験も,経済も全てがうまく回っていくことでしょう。






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