見出し画像

脚本・演出作品『ふしぎ百々図書館』無事に終演いたしました!

去る2022年1月15、16日、第30回かつしか演劇祭が行われました。
演劇祭の参加作品として『ふしぎ百々図書館』の脚本・演出を担当いたしました!

今回は、葛飾区亀有を主な拠点として活動する2つの団体〃ひなたアクターズスクール×未来教育劇団ここたね〃のコラボ作品として演出を依頼されました。
実際の稽古に入るまでの時間で「何をやろうかなぁ?」と考えていたのですが、アクターズスクールの希望者と外部からの応募者など思いのほか沢山のオーディション参加者が集まり…

「よしっ!書いちゃおう!」と思い切った決断をしたのです。

未来教育劇団ここたねのみんなからは、「演劇祭で上演する作品として、大人も子供も共感できる作品として〃いろんな生き方〃が肯定できる作品にしてほしい。作品を通して、自分にとっての居場所に気付いたり、発見したりしてほしい」という要望を頂いていました。

「よしっ!書いちゃおう!」と思い切った決断をしたのはいいのですが、そのあとの産みの苦しみはなかなかなものでした。
というか、脚本なんて書いたことないのに、どうして思いきれちゃったのでしょうか…(笑)

しかしながら、結果としては大正解でした(^^)/

本格的な稽古に入る前のワークショップでゲームの一環として「どんな役がやってみたい?」という質問に答えてもらったメモを書いてもらいました。
その時はまさかそれがそのまま演劇祭の作品で自分が演じる役になるとは誰も予想していなかったでしょう(*´▽`*)

自分のキャラクターに近い役を演じた子、新しいタイプに挑戦した子、大きな声で台詞を言う役がやりたいという希望が実現した子…などなど。
よくまとまったものです。

みんなの素敵な部分が生かせる楽しい作品になりました。

かつしか演劇祭実行委員会にも取材に来ていただきました。
その時の記事はこちらから!

いままで教えてきた生徒さんは、社会人も多く、学生さんだと中学三年生くらいから高校・専門学校生などが主でした。
小学生、しかも低学年の子たちも多くいる今回のカンパニーでは、私もたくさんの発見がありました。

一番の嬉しかった発見は「年齢関係なく、一緒に考えることができる!」ということです。
わかりやすい言葉で説明することは必要だとしても、まっすぐに向き合っていれば、同じ方向を目指していれば、年齢差があったとしても、作品を創るために対等な立場で言葉を交わすことができたのは、本当に嬉しかったです。

自分の信じてきたことは間違ってなかったな、と。

また、みんなと作品創りができる日が来るといいな、と思っています。

演技教室たまのうたかた
公式LINEよりチャットでお問合せいただけます!
こちらからをクリック!


この記事が参加している募集

わたしの本棚

いただいたサポートは本などの学び代として大切に使わせて頂き、珠の泡沫の活動に反映させていきます。よろしくお願い致します。