【読書】「じゃない人」に向け発信し、活路を見いだせ!~あえて「邪道」に挑む~#357
おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、ご自分は「柔軟な方だ」と思われますか?
私は柔軟でありたいと思いつつも、「こうあるべき」「こういうものだから」と、気を付けてないと思ってしまいます。
今回は、「柔軟さを保つ」ヒントとなった雑誌をご紹介します。
1 私の好きな男性(読書が多い)誌
本日のおすすめ本はこちらです、ドン!
「男性が読む雑誌」というイメージの強い『BLUTUS』ですが、私は好きです。
今回の特集は「はじめる。」いいですね~!最近、Audible、オンライン英会話など、いろいろ始めた私にぴったりの特集です!
2 「これ!」と思ったテーマは「茶の湯」
「アウトドア」「田舎暮らし」「発酵」など、私の興味を引くテーマがあり、どれも面白かったのですが、一番「これ!」と思ったのが以下です。
「茶の湯」
実はtamamioの実母は「師範代」の資格を持つ、茶道人です。若い頃からだから、もう50年も続けているでしょうか。
実家に帰省した時には、ちょこちょこ「抹茶」を点ててもらっています。(私も妹も、茶道は未経験です。なぜか。)
3 あえて「邪道」に挑む!
「茶の湯」の中で、「なるほどなぁ」と思う記述がありました。アメリカで茶碗メインの個展を開くときの話です。
これって、正式には「邪道」ですよね。長年、茶道をしてきた母のような人からすると「外国人でも、本当の抹茶を味わってもらいたい」と思うところでしょう。
でも、現実問題「抹茶ミルク」や「アイス抹茶」の方が喜ばれますよね。そして、抹茶に興味をもってもらえて、継続的に飲んでもらえる。
正式な抹茶を味わってもらうのは、それからでも遅くはないと思うのです。
ちなみに母は意外に柔軟で、夏など私の子ども達に「アイス抹茶」を出してくれました。抹茶粉もスプーンで入れますし、結構適当です(^^)
4 カレーもナポリタンも、そうやって広まった
ここから学べることは「こうあるべき」「こういうもの」という考えに柔軟さをもつこと。固定概念を捨てる、相手に合わせる、とも言えますね。
私たちの周囲を見回せば、意外に「元の形から随分と変わったけど大人気」という、外国のものがたくさんあることに気づきます。
例えば「カレー」。インドのカレーとはずいぶん違うようですね。それから「スパゲッティ・ナポリタン」。イタリア人が見たらびっくりするみたいですね。
5 「じゃない人」の方が多い(ものがほとんど)
そして、よく考えたら、多くのものは「じゃない人」の方が多いもの。
世界は「インド人」よりも「インド人じゃない人」の方が多いし、イタリア人だってそうです。
そして、茶道も日本国内だけ見ても「やってる人」よりも「やってない人」の方が多いし、世界に目を向けると「茶道を知らない外国人」の数は莫大です。
そういう「じゃない人」に、「こういうもの!」と押し付けてもうまくいくとは考えづらい。
「じゃない人」になじむよう、受け入れてもらえるように、形を変えて提供して、そして好きになってもらうことが、まず大事。そう思いました。
何事も、そうですね。私も気を付けます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
今日も素敵な一日を!
私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。