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【読書】無敵のエンターティナーから学ぶ「一流のプレゼン」~公務員が分析する「プレゼン5要素」~#294

おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、プレゼン力に自信はありますか?今もこれからも、プレゼン力がビジネスの成果を大きく左右する要素になります。

今回は、皆さんのプレゼン力を上げる

1 「プレゼン力の重要さ」公務員の発信

どうしてプレゼン力を上げることが必要なのか。書くまでもないことかもしれませんが、その理由を書きます。

ビジネスの基本は「人にサービス・商品を購入してもらうこと」です。そして、数あるサービスの中から「自分のサービス」に興味をもってもらい、選んでもらうためには「刺さる言葉」でお客さんの心を「ぐっ」とつかむ必要があります。

「良いものが売れる」ではないのです。「良くて、その良さを理解してもらったものが売れる」のです。

だからこそ、「プレゼン力」を磨く必要があります。自分のサービスが「良いもの」であるなら、なおさらです。「良いもの」を、たくさんの人に届けたいですよね!

・・・なんて、公務員(教師)の私が書かなくても、皆さんの方がよくご存知ですね、蛇足でした(^^)

2 プレゼンも一流!無敵のエンターティナー

本日も、この本から引用します。

著者の森田氏は、エネルギッシュで好奇心の塊みたいな方です。料理人で経営者でビジネスマンで、さらにエンターティナー。全然、「枠に収まらない人」です。

さらにプレゼン力もピカ一。こうなると、もはや無敵です。では、森田氏のプレゼンを引用します。

たとえばお酒を紹介するときに、「〇〇県のレアな純米酒なんです」と言うのではなく、「〇〇県の佐藤さんという農家さんがこのお酒のためだけに育てたお米を使った純米酒で、アミノ酸度が高く、お米の強い旨味が強く感じられて赤身のお肉によく合い止まりませんよ!」と言うと(後略)(p41)

このプレゼンを、公務員の私・tamamioが分析します。

3 「プレゼンの5要素」公務員の分析

森田氏のプレゼンを分析すると、以下のようになります。

(1)物語を語れる
(2)特別感がある
(3)裏付けがある
(4)想像できる
(5)形容詞を使わない

森田氏のプレゼンを引用しながら説明します。

(1)物語を語れる
「〇〇県の佐藤さんという農家さんが」と、生産者についての情報を発している。これにより、商品の背景や物語をイメージできる。

(2)特別感がある
「このお酒のためだけに育てたお米を使った」と、「特別感」をアピールしている。「限定商品」と同じ効果かと。

(3)裏付けがある
「アミノ酸度が高く」と、科学的な裏付けがある。「どうしておいしいの?」という、消費者の疑問にも答えてくれる。完全に理解できなくても「わかった気がする」のがポイント。

(4)想像できる
「赤身のお肉によく合い」と、食べ方を想像できる。
どんなキャッチコピーを並べるよりも、食べてる瞬間を想像して、口の中が唾液でいっぱいに。

(5)形容詞を使わない
プレゼン全体を通して、森田氏は「おいしい」「すごい」などの形容詞を、一度も使っていません。安易に形容詞に逃げず、きちんと言葉を選んで伝えようとしている。その姿勢こそ、一番学ぶべき点かもしれません。

と、ここまでがプレゼンの分析でした。どんな感じでしょうか?プレゼンのプロの方、批評をしていただけると嬉しいです(^^)

ちなみに、私もこれに則ってプレゼンを試みたことがあります。この発信です。

この、一連の「故郷・鳥取うまいもん発信」は、全てプレゼンの練習も兼ねています。公務員も、プレゼン力を磨いておくとよいかと思い(^^)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!『2.2坪の魔法』、ぜひ読んでみてください。いろんな学びがありますよ!

では、今日も素敵な一日を!ありがとうございました!


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