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#024 毎日ファンサを受けている気分な話

こんにちは、マルタのタマルです。
本日は、外国人のこの所作に毎回ときめいちゃいます、という話です。


ブラジル人おじさまにときめいた日

語学学校は本当に入れ替わりが激しいです。特にマルタに1年間滞在する人は珍しいようで、韓国人の公務員(※なんと韓国の公務員制度には、語学留学が1年間OKなんだそうです。しかも特定の大学であれば、給料も毎月半分出るんだとか……なんていい制度なんだ)か、私のようなキャリアチェンジを目論む社会人ぐらいです。次に長いのが日本の学生(だいたい半年)とかで、その他の国からくる人は、長くて1ヶ月とかがせいぜいです。
そのブラジル人男性も、2~3週間とかいう短いスパンでいたように思います。とても素敵なおじさまで、スマホの壁紙になっているお子様も超キュートでした。

語学学校では、隣同士の人と答えをチェックしたりスピーキング課題にとりくんだりすることが多いのですが、例の「結婚」の話題で、どの項目にどれだけ費用がかかるか?についてのクイズがありました。

※教科書の「結婚」の話題がイギリスめいてる話は以下より!

あーだこーだいいながら値段を埋めましたが、あっていたのは8問中たった1問だけでした。笑いながら、「お、この問題はあってたじゃん!」というと

Yeah I told you, right? ;)

バチコーン☆という音が聞こえてきそうなほど、美しいウィンクでした。不意打ちやめて!!!ときめくわ!!!

欧米人からの惜しみない「ファンサ」

はじめてウィンクをされたのはこのおじさまだったのですが、以降度々このウィンクに出会うことになります。このふるまいは老若男女問わず行われ、老若男女問わず問答無用でときめいてしまいます。

たとえばこんな状況。なにかお願いしていたことがあるとき
me: "Oh! Sorry for spending your time, Thank you!"
receptionist: "No problem ;)"
ハァッ!!ありがとうございます!!

たとえばこんな状況。日常会話にて
friend: blah-blah-blah-
me: Relly?
friend: I'm just joking ;)
ジョークかああああありがとうございます!!!!

たとえばこんな状況。なかなか授業についていけず落ち込んだとき
me: "uh… difficult… no…"
teacher: "but you can!"
me: "ah… Thank you~ :,("
teacher: ";)"
わああああああこれからも頑張りますありがとうございます!!!!

……無論、この太字の部分は心のなかで叫んでるだけなのですが、毎回このファンサに心射抜かれています(もちろん、そんなに深い意味がないことは承知しておりますよ)!
先ほども紹介した愛すべきイギリス人の先生(ちなみに女性です)は、あまり普段表情をかえずに喋る感じの先生なので、そんな方からでさえウィンクをいただいたときは「一生ついていきます」の気持ちになりました。
日本ではアイドルぐらいしかやらないウィンクだけど、どうしてそうなったんだろう…?というか、日本人はなぜウィンクでときめいてしまうの?ニワトリたまごな話で興味深いです。Googleで調べようとすると、ユニットのWinkしか出てこず……詳しい人いたら教えてください。

ついやってしまうジェスチャー

毎回やったあとに「しまった」と思うのですが、日本人(というか私?)がよくやる手のひらを相手に見せて遠慮を示すポーズ、侮蔑を表すジェスチャーであることもあるらしく、よくないんですよね。もちろん語学学校では多文化があることが当たり前なので咎められたことはないのですが、毎回「日本人の振る舞い」をしてしまうたびにしまった!と思います。知識として知っていても、30年以上染み付いた文化はなかなか拭えないです。日本のジェスチャーも「ファンサ」と思われるような感じならいいんだけどな。笑

そうそう、ジェスチャーと言えば、語学学校ではよく、「ネイティブの言語ならもちろん説明できるけど英語で説明できない…」みたいなときに、(これは万国共通で)思わずジェスチャーをしてしまうことがあります。
件の先生がいつも通りちょっと笑いながら"in English!"といったあとで、「どの生徒もみんなlovely gestureで教えてくれるんだよね」と言いました。あ~そのlovelyの使い方~イギリス英語特有のやつ~!と、ここでもやっぱりときめいてしまう私なのでした。

そんなわけで

今日は文化の違いについての小話でした。海外での生活は、本当にひとつひとつが新鮮で毎日が楽しいです。
ではでは、また別の記事でお会いしましょう ;)

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