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フレンチスタイルのいけばな
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文化にはグラデーションがあります。
そうすると、孤立した文化はないということになります。
日本は島国だけれど、孤立しているわけではありません。そして、孤立したら生きて行けません。
年齢に関係なく日本人は、特に若い人たちにはフットワーク軽いうちに大陸を見て来て欲しい。
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先週、「近代文学と花講座」がスタートしました。
なかなか内容の濃い、盛り沢山な講座になったと思います。
これも文学とのコラボレーションがあったおかげです。
https://wabunka-media.jp/experiences/ichirin-kamakura/
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「一花一葉」は、パリの恩師へのオマージュ。
ボンジュールとメルシーしか話せなかった当時の私が、電光石火でパリへ行ったのは、この恩師に花を習いたかったから(当時は会えるかどうかもわからなかったけれど)。
そして、まさかパリで”ikebana”に触れるとは思いもよりませんでした。
恩師、モニク・ゴチエはフランス国立園芸協会の理事長であり、なんと、いけばなの師範でもあったのです。
彼女がフレンチモダンスタイルという新しい花の世界を確立したのは、いけばなからインスパイアーされての事だったのです。
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パリで、フレンチスタイルのフラワーデザインを学びながらも、どこか和文化を再確認する日々でした。
ですから、私の花はフランスと日本のグラデーションを彩るものだとこの頃自覚し始めました。
何か1つのカテゴリーに囲い込むのではなく、ちょっとずつ他の文化を取り入れることは、新しい世界の発見になりはしませんか?
グラデーションの世界。
それが地球の姿だと思います。
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