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ネット通販で買える美味しいチョコレートブランド4選

コーヒーを飲みながらつまみたい甘いものと言えば、まっ先に浮かぶのがチョコレート。トリュフやプラリネよりも、シンプルなバータイプの方がコーヒーには合うと思います。

昨年の SCAJ (Specialty Coffee Association of Japan ) の展示会には クラフトチョコレート(※)の Minimal や CACAO HUNTER が出展していました。両ブランドともオンラインストアを開設しています。今回はこの 2ブランドに DANDELION CHOCOLATE と zotter を加えた 4ブランドを紹介します。

※ クラフトチョコレート: カカオ豆から板チョコレートができるまでの全工程を自社で行う「Bean to bar」と呼ばれる製法で作られる、高品質で個性的なチョコレート。

1. DANDELION CHOCOLATE

シングルオリジンのカカオ豆にオーガニックのきび砂糖だけを加えたバータイプのチョコレートの専門店。「シングルオリジンのカカオ豆」という概念をここで知りました。コーヒー豆同様、品種・産地・焙煎度合いによる風味の違いに驚かされます。カカオをシンプルに楽しむならおススメのブランド。

チョコレートバーのカカオ含有量は70%が中心。オンラインストアにはチョコレートバーに加え、ガトーショコラやパン詰め合わせ、アイスクリーム&ソルベなどが並び、見ているだけで楽しめます。家でパンやケーキを焼く人が増えているそうですが、チョコレートブラウニーベーキングキットは初心者にぴったりですね。

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DANDELION CHOCOLATE online store トップページ

現在は全国一律送料300円とのこと。更に、オンラインストアでチョコレートバーを2枚以上購入すると一口サイズの「テイスティングチョコレート」をプレゼントしてくれるそうです。味の違いを体感するには絶好のチャンス!

リアル店舗は蔵前、表参道、鎌倉、伊勢外宮、京都にあります。蔵前のファクトリー&カフェは自宅から徒歩圏ですが、週末はいつも賑わっているのでカフェに入れたのは1度だけ。次回は平日にトライしたい。

ぜひ一度、ツアーやワークショップにも参加してみたいと思っています。インスタには夏休みに開催されたキッズ向けワークショップの楽しそうな様子もあがっています。今年も開催されますように。

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DANDELION CHOCOLATE web site

2. Minimal

カカオと砂糖だけでチョコレートバーを作るのは DANDELION CHOCOLATE と共通ですが、複数産地のカカオをブレンドしたものがメインです。少しザクっとするような独特の食感が印象的。他のブランドに比べると後味が軽いので食べやすい気がします。これは、カカオを粗挽きする独自の製法で作られているからとのこと。

チョコレートが大好きなMinimal ファンの友人のお蔭で、美味しさは以前から知っていました。SCAJ でその友人と一緒にブースにお邪魔して、スタッフのみなさんのチョコレート愛に触れ、すっかりファンになってしまいました。

オンラインストアは「WEB限定食べ比べセット」や「カカオ定期便」なども加えた魅力的なラインアップ。現在は「お家チョコレート特集」などの送料無料キャンペーンも開催中。食べ切りサイズの小パックになっている「TASTING SET」はお値段も手ごろなので、この種のチョコレートを初めて試してみるにはぴったりだと思います。

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Minimal online store トップページ

「苺・木苺・蜂蜜の生ガトーショコラ(春限定)」にもそそられますが、一人じゃ食べきれないしなぁ、う~む。

インスタでは Minimal のチョコレートを使ったアレンジレシピを紹介中。チョコレートドレッシングは騙されたと思って作ってみていただきたいです。きっと驚く筈。

店舗は東京渋谷区の代々木上原と富ヶ谷、銀座、池袋の4ヵ所。パフェ食べたーい!

3. CACAO HUNTERS

小野真弓さんという方がコロンビアで作っておられるチョコレートです。シングルオリジン、ブレンド、ミルクを加えたものなど板チョコタイプのバリエーションが豊富です。カカオ100%もありますが、70%くらいが食べやすいと思います。かなり薄い板状なので、厚みのあるタイプとは食感や口どけも異なります。馴染みのある厚いタイプを経験してから、違いを楽しむのがいいかもしれません。


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この写真は昨年の SCAJ の CACAO HUNTER ブースです。スタッフの方々のおおらかな笑顔と親切さに癒されました。何種類も試食させていただいた至福のひと時を思い出します。

個人的なイチオシは左上に少し写っている「ほうずきチョコ」。癖になる美味しさです。日本ではほうずきを食べる機会はあまりありませんが、コロンビアでは日常的に食されているとのこと。ほうずきの酸味と食感にチョコの苦味と甘味がぴったりで中毒になりそう。

インスタの日本語アカウントが見つけられず...ご存じの方がいらしたら教えてください。

現在、常設店舗はなく、各地のコーヒーショップなどで販売されています。一覧はこちら。

4. zotter

オーストリアのブランドです。フルーツやハーブを使った個性の際立った味とパッケージデザインが特徴。

実は、クラフトチョコレートを楽しむようになったのは5年ほど前に知人が開催した zotter 食べ比べイベントがきっかけ。それまでは1枚1,000円以上する板チョコなど見たこともありませんでした。「そんなにチョコが好きなわけじゃないし」とあまり気乗りせずに参加しましたが、食べてみて、それまで食べていたチョコレートとの風味の違いに驚きました。

フレーバーの種類が豊富で食べ比べは楽しいですが、かなりハーブが強いものもあるので好みが別れます。初めての時は8種類の味のミニサイズがセットになったナシスコレクションが無難かもしれません。

味もなかなかエッジが立っていますが、それを表すパッケージデザインも個性的。言われなければチョコレートのパッケージとはとても思えないイラストの数々。デザインの参考にしたくて、食べ比べイベントで空になったパッケージを一揃い貰って帰って来ました。

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zotter online store トップページ

常設店舗はなく、東京・神奈川に取り扱い店が6店舗あります。リストはこちら。

以前はバレンタインやクリスマスシーズンにデパートの特設会場に出店していました。今年はどうなのか、要チェックです。

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前回のコーヒー豆同様、超私的セレクトですが、楽しんでいただけたら幸いです。

コーヒー同様、チョコレートも生産者から消費者まで関わる人の全てがハッピーであるように、カカオ豆の生産から製造・販売まで様々な取り組みがされています。「美味しい」を入口に、フェアトレードやサスティナビリティを学んでいけたらいいなと思います。

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