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手に入れたものを好きになる〜住まい編〜


これは、最近離婚をした一人暮らし独身の私が何をしていても毎日「あ〜幸せ〜」と思うようになったきっかけのひとつ、魔法の言葉でありそうなるための簡単な方法かもしれない。


ようは "いいとこ見つけ"  だ。


小学生の頃に友達のいいとこ見つけをするという時間があった。

大事なことは、義務教育の中にたくさんあったのだと最近感じる。


そしてこのいわゆる

"いいとこみつけ"

は、今自分の置かれている環境、もの、関わる人たち全てにおいてありがたいなと感謝できるようになる魔法のような、でもとっても簡単な方法だと最近思うのです。



今回は、住まい編。


高校生まで実家暮らし

その後は兄だけが暮らす父の実家へ、

その1年後には完全に一人暮らしを始め、

今の家に至るまでに6回もの引っ越しをしてきた。


言ってしまえば、今住んでいるアパートが一番古く狭く、

いわゆる好条件とは一番かけ離れた家だ。


前の記事にも少し書いたけど、

今までの住まいとの1番の大きな違いは、

バストイレが一緒であること。


何故今のアパートを選んだかっていうのは、離婚前の別居のためにとりあえずすぐ家具家電付きで安く借りられるところ、という条件に当てはまったからという、たったそれだけの理由。


内見はもちろん、どこかと比較することすらしなかった。


ゆっくり選ぶ時間があったら間違いなく

バストイレ別という条件を入れていたけれどその時はそれどころじゃなかったのでその条件は無効。


でも離婚をして一人暮らしを始めてみて思った。


バストイレ別のメリットしか考えていなかったが、バストイレ同じというのはそれはそれでメリットがあるんだって。


まず、掃除する面積が減る&掃除したくなる。

お風呂に入るという綺麗な場所と並んでいることで、

トイレも常に綺麗にしておきたいという心理から

トイレ掃除が頻繁に行われるようになった。


お風呂に入ったあと、トイレの床を踏むことになるので

床も常に綺麗にしておきたい。

私は女だから飛び散ることはないから基本綺麗なはずなんだけど(笑)


トイレバス同じの空間では狭いし入浴できないな〜と以前の私なら思っていたが

なんのなんの。

一人ならお湯に浸かってから、お湯を抜きつつ体を洗えばいい話だった。

シャワーカーテンでトイレと仕切るので、

閉所恐怖症の人には向かないと思うけど、

とりあえずそこは私大丈夫なので。


トイレを終えたあと、石鹸も置いてある洗面台がすぐそこにあるため、

なんなら座ったまま手が洗えるので、手は常に綺麗。


......デメリットが見つからない。


バストイレ別という条件を付け足すと

たったこれだけのことで、私の住む地域では

家賃が1〜1.5万円高くなるのだ。


デメリットと言えば、友達が来た時に

落ち着いてトイレに入ってもらえないかもしれない

こんな古いところに、と思われるかもしれない

と思うことかなと当初は思っていたけれど

遊びに来てくれる友達に、そんなことを思う友達はおらず

そもそも古い家が嫌なら私の家には来てない(笑)


そもそも友達が使うのなんて年に何回あるか無いか。


結局はそれも見栄を張ることからくるデメリットだと気付いた。

そもそも、綺麗な新しい家に住んでるから私のことが好き

なんていう友達いないのに烏滸がましかったって話(笑)


見栄を張ることをやめた私には

結局、デメリットが無いのだ。

バストイレ同じアパートが

今では大好きになっていて住み心地が良くて

マンスリー契約終了後、個人で借りることに決めた。



家具家電付きのマンスリーだから今は少し割高だけど

解約終了後個人で今のアパートで部屋を借りれば

今まで住んでいた5つの家の平均から考えると

おおよそ3〜4万円も安くなる。


....もう一回言わせてもらうけど

.........メリットしかない。


人にプレゼントやサプライズをすることがとにかく大好きな私。

人の喜ぶ顔が大好きでたまらない。

月に3〜4万円も安くなるということは、

その分なにをしようかな、なにをあげようかな

と選ぶことやものの選択肢も広がって

もう幸せでしかない。

その上で、自分の資産つくりにも大きく貢献することになる。


ごめんなさい。もう一回言わせてください。

.....結局、メリットしかありませんでした。



選ばずに住み始めた住まいも

いいとこ見つけをしてみたら

手に入れた住まいが、大好きになりました。


少なくとも今の私には、高級なマンションも、

煌びやかな家具や家電が無くても、

今の住まいがちょうど心地よいと感じるのでした。










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