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2024.9月 最終の日記


9月28日(土曜日)

昨日の雨の影響か、少し蒸し暑いようなお天気。
半袖で自転車に乗ると、風が通って気持ちが良い。

整形外科で最後のリハビリ。
いつもはよく話す先生がだいぶ集中して治療してくれた。
なにをしているのか分からないくらいの力で押したり広げたりしてくれるんだけど、確実に良くなっている。
硬くなっている手の平や指が伸びて気持ちがよかった。

先生は自由な雰囲気(ラララ・ラブソングの頃の久保田利伸のようなヘアスタイル)で話し方もフランクで親しみやすく、職人さんぽくも見える。途中、私の腕でギターを弾いているようなポーズになっていたので、少し話しかけようかな、と思ったけどやめた。

またどこかで見かけたら声を掛けてくださいね、
と先生から最後に明るい笑顔で。
仲良くなりかけた頃に転校してしまうような、そんな気持ちになった。
教わった体操をしながら、手の痛みとうまく付き合っていこうと思う。

前から気になっていた老舗のケーキ屋さんでケーキを買って、
一旦家に預けて再出発。

お昼前くらいからくもり始める。

駅のそばにある喫茶店に寄ってお昼を食べた。
セルフサービスになっていて、食事を受け取るときや食器を戻すときにお店のひととお客さんが少しだけ会話している。
もう来年のカレンダー買っちゃったよ、とかメジャーリーグの話や総裁選などの時事ネタ。
街のひとの交流の場となっているようなお店だった。
私のあたまの癖で、自分がこの店で働くとしたら‥店の広さ、客層、立地、メニューの種類、価格などすぐ観察してしまう。
あたまの中で勝手に喫茶店をやっているひとになって遊んでいる感じ。

午後から美容院で髪をスッキリしてもらった。
自分の鏡の前に「天然生活」が置かれたので、髪を染めてもらっている間に読んで発見した。
栄養バランスの標語、
「まごわやさしい」が「まごたちわやさしいに」になっていた。
知らぬ間にたまごとチーズと肉が加わっていた。
ってほとんど全部じゃない?
やさしいに?って?

帰宅してから母と一緒にケーキを食べた。
ずっとくもっていたけど雨は降らなかった。

9月29日(日曜日)


昨日、お世話になっている美容師さんに近所のお祭りに誘ってもらった。
前に盆踊りの話をして盛り上がったことがあったんだけど、
美容師さんはお神輿も担ぐような生粋のお祭りっ子ということを知った。
かっこいいなぁ〜
そして同じお祭りに出る周りの方たちにヘアセットもされるそうで、
働き者だな〜
というわけで、その晴れ姿を見てこよう。

と思っていたけど、出掛けにざーっと雨が降り出したので行くのをやめた。
どうりでほんのり頭痛がすると思っていたんだ。
お詫びの連絡を入れると、やさしいお返事が返ってきた。
かたじけない‥

気付けば暗くなるのが早くなったなぁ。さみしいくらい。
ベランダから見える芙蓉の花が濡れてきれい。
朝は白い花が、暗くなると鮮やかなピンク色に変わる。

夕ごはんを食べながら、好きなひとたちばっかり出ている「ミュージックフェア」を観る。


▶︎昼間の芙蓉
▶︎夕方の芙蓉(雨)

9月30日(月曜日)


9月の最終日。
今日も夕焼けとぽつぽつ雨。

少し涼しくなってきたせいか蚊の活動が活発で、ふくらはぎを刺されてとてもかゆい。
寝ている間も耳元でぶんぶん言われた。

朝家を出てしばらくしてから、左右の手荷物の重さがアンバランス。
仕事中に飲むお茶の水筒などが入ったカバンを忘れたんだ、と気づいた。
仕方なく駅でお茶を買う。
ちょっとしたことなんだけど、好きなお茶を飲めないだけで一日心許ない気分。

集配業務が大変だった。
おそらく週の始めで月が替わるので気づかれなかったのだろう、明日と明後日も当番が続く。当番表の偏りが気になっている。

お昼をよく買うスーパーのサラダが秋仕様になった。
私は秋に入社したので、このサラダは3周目。
れんこんとキノコと大根おろしとすだちのやつ。香りが良くて美味しい。

母がスーパーで買ってきたシャインマスカットが軸の上の方の実と下にぶら下がっている実とで、全然味がちがった。
下の方が皮にハリがあって、黄緑色もきれい、香りも良くて美味しかった。

▶︎秋のおでん
つみれセプテンバーラブ♡

・今月読んだ本

・こまったさんのレシピブック (あかね書房)
 寺村輝夫/レシピ原案 岡本颯子/絵 さわのめぐみ/レシピ監修
・ニューヨークで考え中②③ (亜紀書房) 近藤 聡乃
・家が好きな人(リュエルコミックス) 井田 千秋

・闘いの庭 咲く女-彼女がそこにいる理由-(文藝春秋) ジェーン・スー
・自分の薬をつくる(晶文社) 坂口 恭平
・コーヒーにミルクを入れるような愛(講談社) くどう れいん
・サキの忘れ物(新潮文庫) 津村 記久子

どくだみちゃんとふしばなシリーズ(幻冬舎) 吉本 ばなな
・生活を創る(コロナ期)
・気づきの先へ