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池田 和正
2024年4月27日 22:21
「ドライブ・マイ・カー」で実現されたコラボレーション。この作品でも音楽を担当する石橋英子さんによるライブ時に流す映像の依頼から始まったと言われる作品。「ワン・プラス・ワン」を想起させる配色のタイトルにジャズのドラムロールと60年代のジャン・リュック・ゴダールを感じるのも束の間、カメラは森に深く入りアンドレイ・タルコフスキー監督の「ノスタルジア」や北欧の冬やECMレーベルのジャケットくらいしか見た
2024年4月26日 08:24
今日は早く目が覚めたので朝からスリラー。デ・パルマってどうしてもヒッチコックの話が出てくるわけで、リアルタイムで観た「殺しのドレス」もヒッチコックを意識して観てしまったわけですが、今回はその辺は忘れて観るようにしました。如何わしさの極みのような医師役のウィリアム・フィンレイ。カナダはケベック州出身のフランス語訛りの英語を話すモデルで双子役のマーゴット・キダー。血糊や精神を保つためにヒロインが服用
2024年4月14日 11:35
主人公の男性であるパキスタンからの移民2世がDJとしてクラブでバングラビート(パキスタンの民族音楽”バングラ(パーティ音楽)“からとられた)をかけるシーンに続き、その妹が学校で同級生たちを前にして、話すシーンから始まります。「私がブッシュ大統領も法王も道路掃除人も一緒くたにしたら笑われるでしょう。 ありえませんから。でも西欧は同じ事をしています。50ヵ国10億人のイスラム教徒を一緒くたに
2024年4月13日 10:59
「ロンドン・コーリング」に続いて発売されたクラッシュの4枚目のアルバム「サンディニスタ!」は、レコード3枚組の超大作で、ロックン・ロール、レゲエに加え、ダブ、R&B、カリプソ、ゴスペルなど音楽の幅が飛躍的に広がると共に、散漫な印象を与えてしまい収集がつかなくなったような作品という当時の評価でした。最近、新たにこの作品が気になって、当時の社会情勢を調べながら、聞き直し、歌詞を読んでみると、その幅