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自由進度学習のはじめかたを読んで勇気をもらったこと【教員350日目(1年目)】

僕が影響を受けている人、お世話になっている人、追いかけたいと思わせてくれる人に蓑手章吾さんがいる。

今日は、その蓑手さんの著書である「子どもが自ら学び出す! 自由進度学習のはじめかた」を読み終えた僕なりの感想をまとめてみようと思う。

読んでみて率直な感想は、「蓑手さんがよく言ってることが詰まってるな〜」という感じだった。

蓑手さんの授業を何度も見学し、一対一で話をさせて頂く機会が何回かあった僕だからこそ感想かもしれないが、蓑手さんがいつものように語ってくれている感じで、スッと入ってきた印象だ。

他の人だったら一度立ち止まるようなことも一度立ち止まった経験があるので、割と立ち止まらないで読めてしまった。(ある意味で問い直しが必要だとも感じるが今回はこれで良しとする。)

そんな僕が、一番勇気をもらった部分がある。

それは

「教える、叱るを臆さない。」

この短い文だ。

本当に勇気もらった。

僕は教職大学院を出て、多くの実践を見ていく中で、子供たちが自分たちで考え、選択していくことの価値を感じるようになっていった。

そのような実践に価値を感じれば感じるほど、子供たちに指導することを躊躇ってしまう自分がいるのも事実だった。

だから、先生になってから「やらせることへの抵抗感」であったり、「指摘すること」「こちらから積極的に介入すること」「こちらの価値観を伝えること」に大きな抵抗感があったのだ。

だけど、見守るようで、何もしなかった自分のやり方だと上手くいかず、結果子供たちに指導してしまうことが多かった。

そんな自分に嫌気がさして、苦しかった時期もあった。

でも、必要であれば指導することを躊躇わないということを知って、あっ「自由=指導しない」ではないんだ。と思って、安心した。

子供たちの幸せのためにできることを最大化する。

僕がこの本を読んで、一番強く感じたことでした。

もし興味がある方は、一読してみてください。

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僕とは全然違う感想だったら面白いですよね。

サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。