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複業が当たり前のクラスで係を決めてみた【教員285日目(1年目)】

一年生初めての三学期

新学期になって一番最初の大きなイベント、係決め。

クラスで頑張りたいことが係だという子も何人もいる。

係とは、自分がやりたいものであり、クラスのみんなのためにやるものだと伝えている。

そして、うちのクラスは係は復業OKになっている。

そのため、うちのクラスは係のアイデア出しの発散が止まらない。

自分がやりたいもあるし、みんなにやって欲しいものもどんどん出す。

誰かがやるかもしれないし、自分もできたらやりたいからだ。

出てきた係は以下の通りだ。

・塗り絵
・ゆうびん
・ダンス
・日付け変え
・ランキング
・黒板消し
・お笑い
・クラス盛り上げ
・クラス遊び
・体育
・先生お助け
・歌
・英語
・工作
・漫画
・新聞
・クイズ(なぞなぞ)
・ものまね(お笑いとは別らしい)
・電気
・飾りつけ
・矢印
・マジック

一年生でもこれだけのアイデアが出る。

アイデアを知れば子供たちはアレンジするし、どんどん真似する。

そこからやりたいものに名前を書かせる。

複業OKなので、何個でも書いてもいい。

ただし、休み時間が減ることもあるので、二学期の経験を踏まえて、できる範囲でやることは伝えた。

また、一人だと休んで係できないと困るので、二人以上でないと係として発足できないという条件になっている。

その結果、全部で17個の係が発足した。

多い子や複業に初めて挑戦してみる子は5.6個の係を受け持っていたり、二学期大変な思いをした子や、少なめがいい子は、1個だけ係をしていたりと子供たちの想いが見て取れるところも面白い。

これから彼らの係がどうなっていくか、楽しみである。






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