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青春はつづくよ

あはようごさいます!あはやあございます!ん?今日のiPhoneちゃんは酔ってるのか?変換が絶妙に違う。ただ、おはようございます!と言いたいだけなのに。

すいません、本題に戻しますね。僕は学生時代、大阪の江坂という街に2年間程住んでいました。色んなところに住んできましたが、江坂は特に好きな街のひとつです。江坂に住んだのは名前が好きだったからです。もちろん研究所と大学に行きやすかったという理由もありますが。若かりし僕はなんでもジャケ買いをしていました。大学も名前のかっこよさで選んだし、住む場所さえもです。えさかってなんかええ大阪、略してえさかって感じで好きでした。後々わかったのですが、江坂はほんとに大阪でも人気の住み家で、住むのにええ大阪と言われていました。

江坂にいる時、僕は3つの顔を持っていました。 研究所にいる時の顔、大学にいる時の顔、バイト先にいる時の顔です。研究所にいる時は大真面目、大学では小真面目、バイト先ではのほほんな顔。それぞれの顔を気にいってくれる人達がいました。僕の人生でもっとも数多くの友人がいた時期です。


🐣


今思い出すのは、江坂から大学やバイトに行くために、新大阪駅まで自転車で走った道のりだ。途中で河川敷があり、橋がかかっている。その橋越しに見える夕日を見るのが好きだった。

お酒でもよく失敗した。何度気づけばベッドの上だったことか。この時に、ドラマのように隣に女性がいる展開を期待するのだが、現実は冷たく、いつも1人で虚しく起きていた。

恋もした。研究所にいた違う大学の女の子だ。天性の小悪魔だった彼女に何度心を操られたか。その度に大学やバイト先の友達に何度相談したことか。また〇〇ちゃんの話?と半ば呆れ気味に、でも親身に聞いてくれていた優しい友人達。

苦楽も共にした。馬鹿みたいな話で盛り上がり、旅行も行き、就活がうまくいかなければ励まし合った。皆が内定獲得した時のビールは、最高の味だった。


ここまで描いてハッとする。


まさにこれが青春ってやつか。


ノスタルジックな気持ちを反映し、僕の心にあの時の夕日が映し出されたのか。


そして今この瞬間も、青春を過ごしている感覚がある。それはnoteという存在があるからだ。noteには文字数が無い。だから心の中をより明確に伝えられるし、皆の心の中も鮮明に感じる。noteのやり取りは心と心が繋がっていく感覚だ。これは現実世界の人間関係の築き方とは一線を介している。心の繋がりを感じるからこそ、そこにあるのはかつて心で繋がっていた時代、そう青春時代なのだ。

僕はnoteでまた青春を味わっている。


終わり



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