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#ぼくのこと
変わるもの、変わらないものを見て感じる安心感
ぼくは2016年シーズンから神宮球場で開催されているレギュラーシーズンのヤクルト戦を全試合、現地で観戦している。コロナ禍の今シーズンも継続しており、現在進行系だ。これだけ通っていると、──ぼくのような凡人でも──いろいろな変化に気がつく。
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神宮球場一塁側の座席から茜色の空を見上げると、少し大きい飛行機が目に入った。そういえば、3月から羽田空港の新飛行経路が運用開始となるニュースを見たこと
プロ野球開幕にあたって抱いた感情
なんだか不思議な感覚である。少し湿った空気が流れているけれども、酔っ払っているわけではなく、珍しく眠気もない。
プロ野球(NPB)の開幕を翌日に控え、多くのプロ野球ファンはワクワク感に溢れていることだろう。それはそうだ。本来であれば3月20日の開幕からおよそ3ヶ月遅れてようやくこの日がやってきたのだから、落ち着けというのも無理な話である。
見えない、そして未知なる敵との戦いが終結したわけではな
野球を好きでい続けたから、仕事になった。
野球ライターには──語弊を恐れずに言えば──誰でもなることができる。お医者さんのように資格があるわけでも、どこかにお金を払ってライターの登録をしなければいけないわけではない。もちろん年齢制限もそこには存在しない。
野球のことを書けば、それだけで野球ライターになるわけだ。ただ、それで食べていくことが、誰でも簡単にできるわけではない。
ぼくは今、野球ライターとして生活をしている。著書があるわけでも
たんまりお金があったなら
時間とお金がたんまりあったなら、ぼくはなにをしたいんだろう。
たんまり、といっても人それぞれにその額はちがうはずだ。100万円かもしれないし1億円かもしれない。あるいはそれ以上ということも。
たとえばぼくなら野球関連でなにかをするだろう。でも野球を見に世界を回る、とかそういったことはあまり考えたことがない。行ってもアメリカくらいなもの。
なんなら日本国内では全球場のシーズンシートを2席なのか