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エッセイvol.2

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2020年1月の記事一覧

平穏無事がいい

1月が終わる。

たしかお正月の頃はゆったりとした時間が流れていたはずだ。そこから一転、目まぐるしいほどの速さで時代は動いている。

もしかしたら、ぼくの周りだけなのかもしれない。いや、周りというよりぼくだけと言ったほうが正確か。

こんなにもたくさんの仕事をたった数日間で処理できるのであれば、ぼくの月収はとんでもないことになる。

まあ、月末に追い込みをかけただけなのだけれども、

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えらそうなひと

えらそうなひとがいる。

もしかしたら、ほんとうにえらいのかもしれない。でも、ぼくにはかんけいのないこと。

SNSならなにをいってもいいのだろうか。わるいことでなく、いいこと、せいぎかんからくることかもしれないけど、おおきないわかんをおぼえた。

じょうしとぶかのかんけいであっても、おおやけではしかったり、こごとをいったりしないようになっているじだい。

それにもかかわらず、ぼくからみればがいぶ

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焦らない

なんだか忙しい。

フリーライターという身分なぼくにとってはありがたい話ではあるけれども、けっこうやらなければいけないことが多い。月末だから、という理由で。

けっして終わらない分量の仕事ではない。徹夜をしなければならないわけでもない。なんとかなる。その程度の残量である。でも、けっして楽ではない。

もしかしたら、フリーになりたての頃は焦っていたかもしれない。でも今は、その当時(4年ほど前)に比べ

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怪我の功名

2日間も家を出ていない。

正確に言うと、新聞を取りに1階にある集合ポストから先へ足を踏み出していない。

用事があるとかないとかそういう話ではなく、ただただ寒いからだ。

ほんとうなら、本屋に行くとか買い物に行くとかしたいのだけれども、この寒さだ。家から出て、寒さに震えながらお店に行くことは考えられなかった。

幸い、家に備蓄(というほどでもないけれども)はある。あと何日かは大丈夫だろう。明日も

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約束

これまでにたくさんの約束をしてきた。

仕事では締め切りやクオリティの担保、友人とは待ち合わせ時間や、物品の貸し借り、自分とは目標を立てることもそう。

多くは守ってこれたけれども、守れなかったこともたくさんある。

約束を守れないとどんどん信用というものはなくなっていく。例えば納期を守らないことが続いたなら、仕事はなくなるだろうし、友人との待ち合わせに毎回遅れてたら誘われなくなったりする。給与を

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同じ土俵

雨が降ると頭が痛くなる。

いや、もしかしたら頭が痛くなると雨が降っているのかもしれない。

とにかく、頭が痛いと感じたときの多くは雨が降っている。ご多分に漏れず今日もそうだ。インターネットもないような昔から、こういった事象はあったらしい。どうやって研究されたり、症状を共有していたのかは知らないけれどもすごいことだ。

頭が痛い、というのは目に見えるものではない。例えば骨折ならレントゲンで見えるわ

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本屋で雑誌を買わない理由

Amazonで買った本が届いた。

ぼくは通販でも書店でもヤフオクでも本を買う。状況に応じて使い分ける。

そのなかで雑誌は基本的に通販だ。書店で買ってもいいのだけれども、書店で買う雑誌はよれていたり、表紙が曲がっていたりすることが多い。破れていることもある。街の本屋で雑誌を買いたくない理由だ。

昨日、発売だった雑誌を本屋で見かけて手にとったが、表紙のところは折れ曲がっており、買うことをしなかっ

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行動は早く

仕事でもなんでもそうだけれども、すぐ行動に移す人とそうじゃない人がいる。

おしなべて、すぐ行動に移す人、すなわち行動が早い人のほうが、優秀な気がする。ぼくが生まれてから今までに関わったことがある人がサンプルである。

もちろん、社交辞令的な「今度ごはんにでも行きましょう」とか「飲みに行きましょう」といったものは除いてである。

即レスする人は優秀だ、と巷で言われることが多いが、それにも通じるもの

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丁寧に

ツイッターの世界には書いてないことを読み取る能力に長けた人がたくさんいる。

いい意味でとらえると、「行間をうまく読んでいる」と言えるかもしれない。しかし、多くの場合は残念ながらそうではなく、単純に妄想甚だしいのである。

書いてないことを勝手に自分のいいように解釈する。

これはツイッターだからなのだろうか。実生活でもそうなのだろうか。ひとごとながら心配になってしまうことがある。

同僚でも上司

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答えは自分で

2年前の今日(1月22日)は雪だったようだ。こころなしか今日も寒い。

2年前のnoteにそう書いてあった。noteでは基本的に回想したりせず、その日に起きたことや考えたこと、思ったことを書いているから見返したときに整理がしやすい。つまり備忘録になるわけだ。

理由はわからないけれども、日記だと続いた試しがないのにnoteだとなんだかんだ続いている。日記という形だとかしこまっているからかもしれない

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悪くない

定期検診の日。

いつもより少しだけ早く起き、身支度を整え準備をする。会社勤めだったときはあたりまえだったことだが、なんだか懐かしい。

満員ではないが、病院までの10分ほどを電車で移動する。読みたかった本というか歌集を読みながら過ごす時間はあっという間。

至福の時間でもなんでもないが、たまには悪くない。

病院での検査もいつもどおり。前回から先生が変わったが、ぼくの検査結果は変わらない。要は安

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習慣

本を読む習慣がなくなったて久しい。

今年こそは、と思い立っているもののたいして読めていない。エッセイや歌集は読んでいるものの、ガチの読書かというとそうではない。その他には野球の雑誌を資料として読んだりする程度。

おそらくリハビリが必要なんだとは思う。その時間やゆとりがぼくにはない。家にいるからか、つねにパソコンに向かい、何らかの作業やら情報収集をしてしまう。

会社員時代には電車の移動があった

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学んだこと

木下龍也さんと岡野大嗣さんによる短歌教室なるものへと足を運んだ。

トークショーは昨年も参加したけれども、短歌教室という括りで見ると、2年ぶりくらいだろうか。

ぼく自身、短歌を仕事にしているわけではないけれども、考え方はとても参考になる。

有料講座なので公にはあまりできない部分があるのはもどかしいが、非常に良かったということは間違いない。

その教室の中で木下さんは言う。

「テレビを見ろ、新

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レモンサワーを飲む

2年前の今日(1月19日)、ぼくはレモンサワーを飲んでいた。

その年、つまり2018年初のレモンサワーだったようだ。そのころのぼくは日々、めまいや嘔吐に悩まされており、数日後に始まるキャンプはおろか、数カ月後に始まる野球観戦にも不安を覚えていた。

結果的にそれは杞憂に終わるのだけれども、健康上の不安を拭いきれたかというとそうではない。ここ最近で発作的にめまいが起きることはないけれども、頓服薬は

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