同じ土俵
雨が降ると頭が痛くなる。
いや、もしかしたら頭が痛くなると雨が降っているのかもしれない。
とにかく、頭が痛いと感じたときの多くは雨が降っている。ご多分に漏れず今日もそうだ。インターネットもないような昔から、こういった事象はあったらしい。どうやって研究されたり、症状を共有していたのかは知らないけれどもすごいことだ。
頭が痛い、というのは目に見えるものではない。例えば骨折ならレントゲンで見えるわけだし、目が悪いのであれば視力検査をすればわかる。それなのに、どうやって解明(できていない部分もたくさんあるけど)してきたのだろうか。
それこそ抽象的なものを仮説を立てながら、様々な症例を研究してきたわけだ。何人もの研究者やお医者さんが。
そういったことを考えると、昔の人はすごいなぁと改めて思う。コンピューターがある現代にも関わらず、ぼくはなにもわからないし、調べられないし、研究なんかもってのほかだ。
新しい人や若い人のほうが頭がよいとか優れているとよく言われるけど、実際そうなんだろうか。同じ土俵に立って比べてみたら、案外そんなことないんじゃないだろうか。
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。