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おばんざいと日本酒や〜瀬戸内編〜

不定期で開催しはじめたおばんざい屋さん。
今回は2022.8.31に瀬戸内をテーマに下北沢のボーナストラックにて開きました🍶

瀬戸内のおばんざいメニュー

実はその1週間前に2人で瀬戸内を旅してきました。ということで、今回のテーマは「瀬戸内」。

おばんざいのラインナップはこちら。
・葡萄とオリーブ風味の瀬戸内の素材マリネ
・いりこ出汁のなす煮浸し,ピーマンとじゃこの煮浸し
・たこめし
・かぼちゃとクリームチーズのサラダ, 小豆島粒もろみ和え

追加メニューはこちら
・小豆島の手延べ素麺〜すだちといりこ山椒乗せ〜
・岡山名物 ままかりの酢漬け
・ジャージーヨーグルト マスカットジャム添え

食材は現地のセレクトショップと商店街で買い付けました。
小豆島の手延べそうめんは真砂喜之助製麺所さんのものをゲット。

初めて食べた時に感動したのを覚えてて。

香川県高松市のsalon blueさんで食と器のマーケットが開かれていたところで「いりこ山椒」をゲット。

山椒は国産のもの。

いりこの出汁をぶっかけた素麺。パンチにいりこ山椒を乗せて出しました。

素麺にしては太い麺、ちょこんといりことすだちが乗っているビジュアルもお気に入り。

すだちを載せると夏らしい涼しげなパンチになるなあ。それに瀬戸内旅中にすだちや柑橘を料理に使うのをよく見かけて、いりこ山椒を買ったマーケットでもすだち入りのポテサラが売ってたのを見たから、今回すだちを使おうと思ってた。

右にあるのがすだち入りポテトサラダ。真ん中のいりこ葱油もおいしそうだった。

高松の商店街で調味料やお漬物を売っているお店で「小豆島粒もろみ」を買いました。

醤油どころ・小豆島の粒もろみ

お野菜は前回に引き続き岡山の農家さん「株式会社いぶき」さんから直接仕入れました。夏の明るく穏やかな瀬戸内っぽさと、海の恵みを感じられるおばんざいに。

夏を感じさせてくれるゴーヤ!
肉厚なピーマン!

ままかりは、隣から「まま(飯)」を借りるほど食が進むという由来があります。

他にも今回使えなかったけれど瀬戸内はレモンも産地で、レモン塩などレモンを使った調味料も多かったです。

瀬戸内の日本酒メニュー

日本酒も瀬戸内のものをセレクトしました。ラインナップはこちら🍶

○香川県のお酒
香川と言えば小豆島のオリーブ
ということで、さぬきオリーブ酵母で醸されたお酒やオオセト米さぬきよいまいなどの酒米を使ったものを選びました。

・綾菊 さぬきオリーブ酵母スパークリング オオセト米
・金陵 さぬきオリーブ酵母使用 純米吟醸 さぬきよいまい
 どちらもトロピカルな酸味が良い感じで素材のマリネやオリーブ素麺との相性ばっちり。スパークリングは微炭酸で少々辛口タイプの最初の乾杯にもってこいのお酒です。
・小豆島酒造 ふわふわ 純米吟醸
 トパーズ色の濃醇な深みのあるお酒でロックで飲むのもおすすめです。
・川鶴酒造 艶鶴 さぬきよいまい
 香川県の酒造好適米さぬきよいまいで造られた日本酒。飲み口は柔らかく後味すっきりの料理の味を邪魔しない万能食中酒。

○岡山県のお酒
岡山といえば、岡山県で9割以上生産されている酒造好適米「雄町米」が有名です。食用米でもある朝日米も岡山県ではよくお酒用としても使われているのも特徴です。
・神心 純米吟醸無濾過生中取り 雄町米
 岡山県の牡蠣の名産地寄島にある酒蔵で旨口の魚介との相性の良いお酒。
・燦然 純米吟醸 朝日米
 とろんとした上品な甘さ、そして朝日米のお米の旨味を感じれるお酒。
・御前酒 雄町米菩提酛にごり
 癖なく程よい酸味にさらっとすっきり飲みよい料理に寄り添うにごり苦手な方にもおすすめのお酒。

岡山も香川も総合的に旨口で優しい味わいのお酒が多く感じました。
お米はどこの蔵もその土地で作られているものを使用しており、地域によって様々で地酒っていいなぁと思うとともに毎度酒米についても勉強になります。
さぬきオリーブ酵母なんて今回初めて知りました。面白いですよね。
日本全国に独自で開発した酵母もいろいろあるので今後もお米だけでなく酵母も注目していきたいです。

おばんざいと日本酒のペアリング

今回も来てくださりありがとうございました!次回は9/10に代々木八幡のbiuさんにてまた瀬戸内編をします👋

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