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聴かせて☆Midnight☆DJ♡

チンペイさんこと谷村新司さんが亡くなった。
アリスとして、ソロシンガーとして偉大な人ではあったが、私と同世代か、あるいは私よりお兄さん世代的にはチンペイさんと言えば、ラジオパーソナリティであり、セイヤングである。
私は仮にも女子なので、チンペイさんとばんばさんのコンビのネタはご存知無い。
と言うことにして欲しい。
二人の番組内コーナー「天才・秀才・バカ」は本になりベストセラーになるほどの人気コーナーであった。

私より詳しくりゅう坊さんが書いていらっしゃるので是非読んで頂きたい。


セイヤングと言えば私的にはまっさんこと、さだまさしさんで、それは今でもNHK番組「今夜も生さだ」で垣間見ることが出来る。
セイヤングも大人気だったが、多分深夜ラジオ番組の金字塔と言えば、今も放送されている「オールナイトニッポン」
月曜日から土曜日まで、深夜1時から4時まで放送されていた。
今は夜10時から。

私が聞いていた時代は、

月曜日 中島みゆき
火曜日 とんねるず
水曜日 タモリ
木曜日 ビートたけし
金曜日 笑福亭鶴光

ここで同世代はニヤニヤして欲しい。

テレビは一家に一台の時代、ラジオは思春期の子達に行き渡っていた。
ラジオパーソナリティは、頼れるお兄さんで寄り添ってくれるお姉さんで、遠くにいても近い存在だった。
あの頃、みんな必死でラジオに葉書を送って読まれることを期待していた。
ハガキ職人って言う人達が居て、その一人が秋元康さんと記憶している。
ハガキ職人から構成作家になられた人も多数居た。

ラジオから流行が生まれた、なんて今の若い人達はびっくりするだろうけど、ビートたけしのカレー屋はオールナイトニッポンからの流れだったのよ。
そのカレー屋も今は無い。
ラジオの番組コーナーから本になりベストセラーも当たり前だった。

いつも夕食を食べてお風呂に入り、寝るその前のラジオが楽しみだった。
今日は何のネタだろう、誰がゲストだろうって。
ワクワクがラジオから溢れてきた。
AMのラジオから、音の良いFMに移行して、大人になり自分のテレビを持つとラジオから足が離れて行った。
今はYouTubeでもぼちぼちラジオパーソナリティような活動をしている人達がいるのでたまに聞いている。


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