見出し画像

通勤中に事故った話。(第二回・骨折した足のまま家に帰るw)

 こんばんは ちゅんたまです。約4年前に事故った事を備忘録がてら書いています。作業療法士としてリハビリする側が「患者さん」となった具合です。

骨折しても仕事病がwww

 バイクでの出勤時に接触事故を起こし、みごと勤務先に入院が決まりました。😂診察やらでパタパタしている間はあまり気になりませんでしたが、数時間後には若干フラフラしてきました。おそらく事故直後から興奮状態にあったかと思いますが、言っても足は骨折で内出血してるし血圧が低下していたと思います。
 入院病棟が決まるまで、車椅子に座りリハビリ室(私の仕事場w)のスタッフルームで待機していたところ、後輩が「座ったまましんどくないですか?横になっててください」と診察用のベッド周囲を目隠ししてくれました。
 こういう部分が医療従事者の視点というか経験値というか、対応ができる事が癖ついてくるのだと思います。(この時点でもう私は「患者さん」であり、観察・評価対象なのです😂)横になってる間も若干気持ち悪くなったりしましたが、なんとか乗り切りました。
 擦過傷の手足には医療用の傷テープを沢山貼り付けられました。薬局等でも増えてきた「傷が治るまで剥がさないタイプのテープ」ですが、そこら辺の知識はないので、どうなっているのか気になってスマホで調べたり、あと言っても自分の仕事場なので、気分が落ち着いた頃に、自分のデータやCT画像なんかを同僚とあーだ、こーだと喋りながら、体はヘトヘトでしたが仕事病が炸裂してました🤣

独り身の苦悩

 昼頃に入院部屋が決まり、病棟のスタッフ達にからかわれながら部屋に入りました。が、ここで困ったのが入院のための生活用品(衣類や洗面用具など)の準備です。。。独り身なので、アパートまで行って衣類等を準備してくれる人もおらず、寂しいもんです(😂)あと誰かに頼もうにも、「忘れ物があったりしらまた誰かに頼まないといけないのか」など、できるだけ一回で済まさないと問題が出てきては困ることばかり。その辺を仲の良い同僚に相談し、なんと暴挙とも思われる方法を思いつきました。。。

『骨折したままの足で、同僚の介助でアパートに一時帰宅したい!』

 こんな事、Dr.が許可してくれるはずが・・・ありました🤣🤣🤣許可してくれました😭

 おそらく、お互いが「療法士」で、しかも同僚が「理学療法士」じゃないとクリアできない設定だと思います。だって、私の住んでるアパート、エレベーター無しの4階😭。平地は松葉杖ですけど、階段は片足のケンケンで上がるしかない。しかも階段を4階分上がるんですよ😭そして降りてこなきゃいけない😭日頃、患者さんの介助をしているプロじゃないと絶対無理、しかも経験年数10年目くらいだったのでOKが出たんじゃないかと思います。
 手すりの位置とか、どのタイミングで休むかなど、自分も同僚もお互いのリスクや動線を脳みそフル回転で予測(いつも患者さんのために働く思考回路を自分のために使うとはwww)しつつ、Dr.に説明した結果、OKを貰えました😭

 Dr.はもちろん整形外科医で、日頃、先生からの指示で仕事をしていますし、報連相もしっかりやっているのでお互いの事を知っているというのはとても重要だったと思います。これが連携したことのないスタッフだったら、おそらく許可は出なかったと思います💦。

どうにかこうにか

 仕事終わりに、同僚の車に乗り込みアパートまで移動、汗だくで片足ケンケンし、時々階段の踊り場で休みながら上がっていきました。ようやく部屋に入り、身支度して、一休みして、またケンケンしながら汗だくで階段をおりました。階段の往復については、昇降はどちらも大変ですが、降りる方がリスク高いのです。失敗したら、片足使い物にならないので、勢いよく転げ落ちていきます😭

 夏場だったのでめちゃめちゃ暑かったし、正直、私がこの一時帰宅で転けたりでもして、別の怪我でもしたら、付き添ってくれる同僚も許可してくれたDr.も責任問題になってしまうので大分プレッシャーを感じました。

 なんとか、身支度が完了し病院に戻ってきました。確か2時間くらい掛かったけ(アパートと病院間は往復30分、準備と階段攻略に1時間半と休憩)

 今思い出しても、こんな事ができたのは、稀すぎて、論文に書けそう😂と、同僚とも話になります。

こんな備忘録ですが、次回は手術、リハビリ辺りを書いていこうかと思います。

読んでいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?