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雨に濡れた森林の中で 絡まった糸を解くために 結び目を探しにゆく 謂れようもなく 急に降っ…
表現というものに興味を持ち始めたのは、去年の夏休みくらいだっただろうか。 当時の私は、人…
久しぶりに開いたアイコンの中の 白い鳥が私を横切った時に落としていった その文章と手を繋…
日々は波縫いであるとしたら 時間を掬い取って感情を詩にしたり その周囲とともに四角い枠を…
過去は今まで今だった 言葉にしてももう遅い 形と意味を与えてとらえて 確かめてるだけだから …
黒く染まった硬いそのコートをまとっているから クールで誰も寄せ付けないかのような雰囲気を…
その周りを網の模様でまとわりついてきたから 苦しくなった 中身はぎっしり甘いはずだけど 輪郭に近づくにつれて力尽きてきて 縁の方ではもう色も味も失いかけてゆく 味わえなくなっていく そうやって失われていきそうな輪郭の周辺にいる 甘さはさっき口に残った分しか感じられないけど輪郭のギリギリまで味わってきたから もういいかなと輪郭を手放したい だけど、どこかで甘さをずっと感じてたいとも思ってるし、まだ甘さも残ってると信じたがる そう思ってもうひとくち口に入れる
寄せては離れる 今はまだそのタイミングじゃない 波はまだその島の中入ることをゆるされてい…
他の箱が奏でる音と調和するような音を そのとき私は奏でているのです 箱を開いて聞こえてく…
尾を引いているだけの飛行機雲が かすかに水の中で強がったレモン果汁が 急かしても誰も渡ら…
花はのちに果実を実らせるために咲きました でもあなたは花が果実を実らせるとは気づいてない…
その輪郭は透明で わたしは触れることすらできなかった その輪郭をわかりたくて 何度もなぞ…
使い方をまちがえれば いとも簡単にこころに 傷を負わせられるの そのつもりはなかった わた…