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盛り上がる将棋を支える裏方の街

こんばんは。更新滞ってしまいました。お久しぶりです。


誘惑に勝てなかった

 コロナ以来、飲み会に参加していない筆者ですが(これ、本当。友人たちに聞いてもらっても)、長年行きたかった銀山温泉のツアーに申し込めたので(9月くらい)、マスク着用にて行ってしまいました。コロナを持ち込まれ、困っておられる能登の方、申し訳ありません。
いつもは個人旅行ですが、ツアーにしました。少人数限定、バスは一人2席、前後は空き列を確保、日本人のみで飲食できるという安全重視型です。

餃子じゃないよ、将棋ゴマだよ

王将の名産地

 お世話になったのは、天童市。

到着5分で、すでに将棋駒に愛着が出始めた

ここ、天童市で将棋の駒の90%以上が生産されています。市のキャッチフレーズは「あなたの旅に王手」。思ったより、キャッチーでした。筆者はふるさと納税をさくらんぼにする程胃袋は山形県に掴まれていますが、将棋は詳しくありません。

ですが、今回はリッチな旅で、家がさくらんぼ農家だというバスガイドさんが同行で、色々教えてくださいました。

左馬でプラマイ0でしょ

 上の写真の駒、違和感感じませんでしたか?そう、馬の文字が反対向きですね。これ、”ひだりうま”と読み、縁起物です。

うまの逆で”まう”。舞うを連想させてめでたい。人が馬を引く逆で、馬が人を連れてくる。招き猫的めでたい。
そして、馬の下半分が巾着袋に似ていて、入り口が狭く、中が大きく、中身が外に出にくい。この巾着に入ったれっかの点が出ない⇒お金が貯まると、筆者の友人の名前の寿美栄のように、めでたいのオンパレードです。普段は安かろう、荷物重かろうの旅の筆者ですが、今回はSAFETY1stで大分と奮発いたしました。ですが、左馬を購入したので、お金が舞い込み、元がとれることが約束されました。

バスガイドさんに教えていただくまでは、飾り駒といえば王将しか知りませんでした。

外観も素敵な市内最古の実演販売所

 左馬、栄春堂さんで購入させていただきました。バスの車窓を眺めていたら、素敵な外観のお店が目に入りました。その後、5分程度で旅館に着いたので(16:45)、地方都市あるあるで17時閉店かもと走りました。コロナ以来、時短営業を継続されていて17時閉店とのことでした。入れていただけて良かった。

素敵すぎる。

お母様と、職人さんご夫婦がいらっしゃいました。公式HPで天童市最古なることや、写真を見て”小さな博物館”とあるのに気づきました。奥へ続く廊下には展示スペースでもあったのでしょう。16時まで、体験なども可能なようです。本当に、残念です。
少しお話して、作業中の職人さんのお写真を撮らせていただきました。

ビニール越しでしたので、手元のお写真だけトップに掲載させていただきました。2020年の別の方のブログでは、店内は撮影NGとあったので、盗み撮りはせずお尋ねをお勧めします。

藤井聡太棋士が闘った旅館

サービス1*温泉卵

 滝の湯さんでお世話になりました。宿泊客は、卵を1ついただけて、温泉卵を作れます(所用時間長くて10分)。

パカっと王将型の蓋を開けて、素早く卵をIN。

思ったより湯気がすごくて、冷めないよう焦って、撮影が難しかった。

そして、好みの堅さにゆであげたら、冷水へIN

後は、お口へINするのみ

サービス2*ウェルカムドリンク

 山形は、紅花の産地でもありました。ロビーでいただけるべに茶。紅花が浮かんで華やかです。もう1種、ゴボウ茶も美味しかったです。塩辛目ですが、ふんわりとゴボウの香りが立ち上り、筆者は買いました。

サービス3*湯上がりビール

最高か。小さいグラスですが、湯上がり所で18時までビールを一杯サービスしてくださいます。
街中温泉なので広々とはいきませんが、筆者の体感では高温ではないのに、湯上がり後のポカポカが長く続いた気がしました。なので、ホコホコで飲む一杯最高でした。

芋煮

 山形県発祥の芋煮。お夕食自体は公式HPでも見られるので、特に嬉しかった芋煮をピックアップします。ツアーだからか、茶室のような個室で静かに安心していただけました。配膳してくださる以外に、サラダと鍋で煮立つ芋煮が食べ放題です(といっても、配膳分でお腹いっぱいになるので、多くは食べれません)。

ね、美味しそうでしょ?

滝の湯さんの芋煮、めちゃくちゃ、好みの味でした。お腹が赦せば、お代わりしたかった!

バスガイドさん曰く、コンニャクは手でちぎれ!ネギは斜め切りにせよ!とのことでした(笑)

アスリート気分で卓球🏓を


オリンピックで使用された卓球の台を天童市の木工所が作成されたらしく、立派な卓球台もあり、予約すれば使用させていただけます。

静かに入浴したい

 天童市から銀山温泉への日帰りバスが出ていて、ここを拠点にするアジア旅行者が多いです。筆者は、うるさいのが苦手です。ましてや温泉、きれいなお湯を静かにしっとり楽しみたい方です。

そこで、湯上がり所の仲居さんとお話したところ、
7時半と日本人より遅めの夕飯
ただし、ビールも飲まず(利益にならない)、食事時間は1時間ほど。
夕食後、薬局やスーパーに繰り出す可能性大
の特徴があるとのことで、着いてすぐ(かつ日帰り入浴停止後)、もしくは早めの夕飯後の8時半頃までが比較的静かに入れる可能性が高いようです。

他にも行きたかった

 滝の湯さんは、広重美術館も経営されています。訪問時は休業中でした(泣)でも、美術館グッズは旅館で購入可能です。

 行けなかった、行きたかった場所をご紹介したいと思います。
・どんどん焼き いわい
 コンビニでも売っていて、子どもの頃駄菓子屋さんで買っていたどんどん焼きしか食べたことないので、山形のソウルフード食べたかったです。

・赤塚製氷
 明治創業の氷屋さんのかき氷。冬はパンケーキも食べられるようです。

・王将果樹園
 季節には、パフェなどが食べられる喫茶スペースが登場するそうです。

これらは、ロビーに貼ってあった新入社員のお勧め天童マップでいいなと感じてメモったお店です。また来なければならない街の一つになりました。次はさくらんぼの季節か、芋煮会に来たいです。

コロナについて

 まだしっかりと、コロナ対策されています(筆者もマスク着用なので、共感度高しです)。地方は、医療事情が都会より厳しかったりすることも理由かもしれません。なので、不快感を与えないよう、コロナエチケットで訪問してくださればとお願いして、本記事を終えようと思います。

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