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No.271|凡人の私が気づいた読書のコツ①

2023年10月3日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.271
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■169冊の読書プロジェクトの振り返り

今年はどういう年だったかなと思い返した際に、169冊の本を読んだことを思い出します。

2月~4月にビジネス書169冊の本を2か月半で読むことにチャレンジしました。
積読(つんどく)が大変なことになっており、紙の書籍とkindle本を合わせて1,000冊近い状態になっています。
どんどん積読が進んでいくので、その対応策として積読の解消を目的に開始したものです。

結果として、169冊を読みましたが、内容については「全く覚えていない」ですね。

なるべく行動につなげようと、1冊1冊メモを取り、具体的な行動に落とし込もうとしていました。
イメージとしては、本田直之さんの著書『レバレッジリーディング』に記載されていた【レバレッジメモ】のようなイメージ。
※レバレッジメモは、本の中から大事な部分を抽出したもの。

日々の生活につなげたいと考えておりましたが、ほとんど身につかなかったのではないかなと思います。

なぜなら、メモを読み返したくないから。
もう、教科書のような感じで、見ているだけでしんどいんです。

■読書の出来で自分と向き合う

そして、実はこれは大きな発見でした。

というのも、本を読んだだけではインプットできる量はたかが知れているという事実を突きつけられたから。
また、レバレッジメモのような読書メモを取っても見返さなければ所詮記憶の定着はされないことがわかったからです。

大事なのは、この事実を受け入れてどうするか、ということ。

私の場合はこの事実を踏まえ、一冊の読書への期待値と自分自身への期待値が圧倒的に下がりました。
どうせ自分が覚えることができる量はしれている。
だから、気にせず読んでいく。
そして、ほんの一つでも自分に血肉に変わるようなものになればしめたもの。

そのように考えるようになりました。

1冊のビジネス書から、あれもこれもと欲張るような読書ではなく、自分の行動や価値観に影響を大きく与えることを少しだけでも抽出できれば御の字。

完璧主義にとらわれて、1冊を丁寧に読み切ろうとしたり、読書メモを隅から隅まで作成し、「覚えておいた方が良いだろうこと」をあれもこれもメモするような読み方は避けた方が良いということです。

そして、レバレッジリーディングのポイントは「must」「should」になるようなメモを作らないこと、だということも大きな気づきです。

メモを読み返さなければならない、というようになっているのであればもう意味がないんですよね。

変わらない大量のメモ書きを見て、プレッシャーになり、読み返すのがおっくうになりませんか。

【あなたはこれをまだ覚えていないから、覚えなければならない】

これをメモを見るたびに突きつけられるんですよ。
こんな読書はしんどいですよね。

私はこの169冊プロジェクトの時期に作成した大量のメモを見返す気力がわかず、見るだけでテンションがだだ下がりします。

自分というものがわかってきましたし、そんな自分を受け入れることができるようになってきました。

このあたり、今後もう少し掘り下げていきたいと思います。

ちなみに、本自体が分厚かったり、内容が骨太な古典的名著を読むときなどの精読については、また別だと考えています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「完璧主義より完了主義」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

・1冊の本および自分に対して期待値を高めすぎるとろくなことはない。
・それを受け入れた形で読書を進めること。

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