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ちびっこ日記vol.2 知的支援学級編入への道その2

みなさんこんにちは!
たくさんの「スキ」をありがとうございました^^*
現在小学3年生、知的障害学級への編入を控えたちびっこについて
備忘録とメッセージを兼ねた日記をしたためていきます。


特別支援学級ってナニ?

さて、小学校へ入学すぐに、特別支援学級への通級を勧められたちびっこ。

ちびっこ日記vol.1 知的支援学級編入への道

この時、ままんが感じたのはただただ「安堵」でした。
なぜなら、自分がちびっこに対して抱いている「違和感」。
それが別にワタシだけの思い込みではなかったということ。
やっぱり何かしらの、ほかの子とは違う部分が彼女にあるんだということを
きちんと認めていただけたという証拠でした。

この状態で、危惧されることは主に2つです。
一つは、「学習への遅れ」。
ごく普通の発達をしていれば、小学校1,2年生の学習内容なんて何にもしなくても習熟していくものです。
小学校6年生までを修了したら、そのまま社会へ出ても何も困らない。
それくらい日本の小学校教育というものは充実していると、
この日記を書いている今でもままんは思っています。

ですから、そこについていけないとなった時点でもう
かなりヤバイんですよね。

そしてもう一つは、
「人間関係の構築への阻害」です。

そもそも人間関係というものは
自分と他人
自と他を認識して初めて関知しうるものです。
自分、友達、家族、他人の垣根がないちびっこのような子供にとって

例えばそこに介在するルールも無です。
ということはゲームや遊びについてのルールも無です。
要はみんなが「ルールを踏襲するからこそ楽しい」という遊びに
ちびっこは入っていけなくなるのです。

コミ障の子どもの遊びの現場

かくれんぼ、おにごっこ、しりとり、パズルetc,etc…
ちびっこはただただ
みんなが楽しそうにワーワーキャーキャーしているから面白いのであって
そのゲームや遊びそのものが面白いわけではないのです。

そうなるとね、
どうなると思います?

あたりまえですが、ルールに則った遊びを楽しみたい同年代の子どもからは
「ゲームクラッシャー」として忌み嫌われる存在になるのですよ。

そうして保育園を卒業するころには、「一緒に遊んでくれるお友達」がちびっこにはいなくなっていました。

小学校入学前の数日間。
保育園卒業からの「春休み」ですよね。
ままんは本当に苦しく悲しかったのを覚えています。

学校もまだ始まらないし、保育園もなくなった。
で、暇だから毎日公園に行くんですよ。でも、
誰も遊んでくれない。
ちびっこは自分から仲間に入りに行こうとするんです。でも、
「知らない子」が突然なれなれしく「入~れ~て!」と突撃しても
誰も遊んでくれない。

あ、それはこれまでの保育園での遊びへの入り方だったみたいですね。
だから「入~れ~て!」って言えば遊んでもらえると
ちびっこは思っていたんですね。

でも公園で遊んでいる子たちは、誰も仲間に入れてくれなかった。まぁ、多いのは勝手にちびっこが遊びに入っていくのを拒否するでもなく、でも相手にしない。無視する。そこにいないかのようにふるまう。そしていなくなる。

一回ままん、たまらなくなって言ったことがあります。
あのさぁ。一緒に遊ぶ気がないんだったら
はっきり断ってあげてくれない?
あなたは知らない子だから一緒に遊ばないよって
ちゃんと言ってあげればわかるんだけど(怒)。

でも、これはこれで酷な話なわけで。
相手の子からしたら、知らない子がいきなりやってきてどうしたらいいかわからない。
遊ばないよというのもかわいそうだし。
って心理が当然働きますよね。

親としては、彼女を傷つけるくらいなら拒否してあげて。

くらいに思うんですよね。

さぁ、そうして入学した小学校。「ですよね!」という提案をいただいて、通級することになったのは、今回題材にしている「知的支援学級」ではありません。

発達障害などで通常の学校生活に遅れや支障を感じる生徒をサポートする
「特別支援学級」です。
週に最大2時間、「小集団活動」と「個別指導」を学校内で実施してくれる特別クラスでした。

ちびっこは入学年の11月から、これに通うことになります。そのため「WISC Ⅳ」という知能テストを受けに行くことになりました。

次回はその結果とその後のお話です。

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