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台湾でまさかのまさかで病んじゃった話

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現在台湾大学の大学院に通ってる私ですが、この頃色々あったので赤裸々にシェアハピさせていただこうかなと。記念も兼ねてなので、電車待ちの2分間とかそういう時間に読んでもらえたらなと思…
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記事一覧

台湾留学で病んだ話 part5  現在まで

2学期目が始まる時に担当の先生とは、少しずつ授業を受けるという感覚に、学校に行くという感覚になれることができるように、最初は他の学科の授業なども交えながら少ない単位数から無理なく始めよう。と言う約束だった。

そう言われて取った他学科の授業は想像以上に面白く、毎週の授業に行くのが楽しみになるほどだった。1科目しか取っていなかったこの学期は当然無事に終了。

その後は、2年目の1学期、以前挫折した授

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台湾留学で病んだ話 part4 自費はつらい

学校に行く為じゃなくても、街に出ると大きな声や音に敏感になって常に怒られているような感じがして、家にこもりがちになったのは、学校が始まってから1ヶ月とちょっとした頃。

やはり、病院に行ってみるのがいいのだろうと彼氏に諭されて最初に重い身体をひきづってたどり着いたのはカウンセリング式の病院だった。

病室に入ってカウンセリングの先生が入ってきた瞬間に何故だかわからないけれどもう泣き始めてしまって、

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台湾留学で病んだ話 part3

ー内容少し重めなのでご注意をー

学校が始まった。でも友達ができなかった。
部屋がちょっと自分のスタイルに染まってきた。でも天井が雨漏りし始めた。
交換留学時代の友達と再会した。でもいつの間にか気を遣ってしまうことがあるほど微妙な関係になっていた。

期待と楽しみが詰まっていた蕾も花を咲かし始めた頃、思い描いていた理想と現実の間のほんのちょっとの隙間もトゲとなってチクチクと胸に刺さっていった。

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台湾留学で病んだ話 part2

遡ること2020年

コロナ感染者数が一気に増えている中、手袋、飛沫防止メガネ、N95のマスクをつけて万全の体制で台湾に上陸した。

飛行機を降りてすぐ、隔離のホテルに向かった。
東京のような街並みの都市部の中にあったホテルは一人で2週間過ごすことを考慮してくれてなのか、シングルベットが謎に2つ、そしてバスタブのついた豪華なお部屋だった。

朝ごはん7時、夜ご飯6時という新しい生活習慣が、堕落して

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台湾留学で病んでしまった話 part 1

中国語なんて大っ嫌い。
大学の副専攻で学び始めたその時は私が5年後台湾の大学院に留学してるなんて思ってなかったはずだ。

初めて台湾にきたのは大学入学前の春休み、
お母さんと2人で上陸した台湾は、どことなく日本に似てるけどやっぱり日本じゃない不思議な世界観。
タピオカミルクティー、ジーパイ、パイナップルケーキ。

そんな中大2の夏休み、台中で1ヶ月の留学をきっかけに中国語、勉強してもいいかも?

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1人で生きていきたかったのに、気がついたら誰かに頼ってしか生きられなかった。パート2では、台湾に到着してからのお話を。ちょいと重めになるかもなので時間かけて言葉を大切にしながら書きたいな。