『おにぎりじゃイヤだ』と君が言ったから今日は○○弁当記念日
末っ子、5歳1ヶ月。幼稚園年長さん。
お弁当の日は『おにぎり+おかず』というスタイルを今まで貫いてきた。
ところが昨日、神妙な面持ちで
「あのね。おべんとうなんだけど…」
「お弁当?どうした??」
「あのね。おべんとうに、ごはん、入れてほしいの。」
「うん?いつもおにぎり入れてるよね?まさか入ってなかった?!(入れ忘れてダッシュで届けた前科あり)」
「おにぎりじゃなくて…。おべんとばこに、ごはんいれるやつ、してほしいの!」
「おぉおーーーーー?(わからない)」
「ピカチュウのやつ、かけるの!」
「あぁーーーー!!(察した)」
と、いうわけで。
末っ子が自ら、お弁当箱に白米を詰める事を選択した。これは『まわりの子のお弁当に興味を持ちはじめた』事を意味する。
要するに。
仲良しのお友達が、ふりかけごはんのお弁当だった らしい。
今まで、自分の好みに忠実に「おにぎりがいいーーー」と言い続けた末っ子。
記念すべき、ふりかけ弁当デビューである。
実はこの現象、私にとっては3回めだったりする。
我が家の弁当は基本的に、おにぎりorサンドイッチ + おかずにしているのだが…
●1回目は娘(現在小5)が年中さんの頃。
娘「△△(仲良しの友達)が、ふりかけ持ってきてた!!わたしもふりかけが良いーーー!!」
→えっ!お弁当箱にご飯詰めるだけでいいの?!おにぎりに海苔で顔付ける手間が無くなる!ラッキーーーー!プリキュアふりかけヤッホーーー!
●2回めは息子(小3)が年中さんの頃。
息子「□□(仲良しの友達)がふりかけ持ってきてた…。おれも持っていきたい…。でも、ひとりで開けれないかもしれない…(泣)」
→ええええ?!練習しよ?!やればできるよ!!!(どうしても不安がるので、ふりかけが開くか開かないかギリギリのところまで切り込みを入れてもたせた)
●そして、3回めが、まさに今!である。
私「もしかして、お友達がふりかけ持ってきてた…?」
末っ子「うん!✕✕(仲良しの友達)がピカチュウのやつ持ってきてた!!」
おまえもか。
我が家では、この『ふりかけ弁当』が『友達と一緒が良い』という心の成長の証となった。おもしろ。
末っ子は息子ほど心配症では無く、何でも自分でやりたがるタイプなので、ふりかけが開けられなくて困るという事は無いだろう。しかし娘ほど器用では無いので、ふりかけの袋を盛大にぶちまけていないかだけが心配だ。一応、朝に開け方を再確認したが…。
ぶちまけてたら、本当にすみません。先生…!!(幼稚園の方向に祈りを捧げながら。)
こうして少しずつ、お友達との関わりを大事だと感じていくのかな。…と、弁当箱に白米を詰めながら思ったのでした。
おわり
【余談】
我が家でお弁当といえばこの絵本。
スギヤマカナヨ/著 『わたしのおべんとう』『ぼくのおべんとう』
1冊ずつでも楽しめるし、2冊一緒に読むともっと楽しい。子ども達に大ウケ。お弁当ってワクワクするよねーーー
※見出し画像は、こちらの絵本をイメージしつつ 我が家のお弁当を描きました!