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子育て中のモヤっとを吹きとばす、魔法のことば

大変なとき、苦しいときに、そのなかで揺れうごく気持ちを、どこかに流してしまえることばがある。

ある人は、「かまへん」
またある人は、「よかやんねぇ」

あなたにも、そんな魔法のことばはあるだろうか。

ことばが持つ力をかりて、子育て中のモヤっとを吹きとばそう。

そして、足どりかるく、子どもたちとのかぎりある時間をかけ抜けていこう。



子どもがいたら、そんなもん


・スイカ割りのあとは、ひとりで皮むき。

なにかをすると、家族が大満足のあとはひとり黙々と後始末。

ひとり時間にどっぷり浸かって、無心になる。
そんなふりをして、つぎの段取りを考える。

プランナーか、鍋奉行くらい、段取りばかり考える。

けど、子どもがいたら「そんなもん」だよね。


夫婦なんて、そんなもん


・あれ?今年で、結婚して何年目だっけ?

もう、細かいことまで思いかえす余裕がないようだ。

覚えていることは、子どもの行事予定と家族での予定くらい。

仕事のことも考えていたら、記念日のつけ入る隙はないだろう。

けど、夫婦仲が悪いわけじゃない。

おたがいに、いまはこんな有り様が、面白くなってきている。

夫婦は、「そんなもん」くらいがちょうどいい。


はじめは、そんなもん


・物があふれる、断捨離開始当時

だれにでも、はじまりがある。
それは、いまの様子からは想像もできないようなものかもしれない。

そして、うまくいかないこと、失敗もいろいろあるはずだ。

ただ、だいたい「そんなもん」だ。

だいじょうぶ。
はじまれば、いつか終わる。


母親だけなら、そんなもん


・休みのたびに行くのは、近所の小川

「どこかいきたーい。」
「魚が獲れる川にいこっか。」
これが、精一杯のおでかけなときがほとんどだ。

いや、むしろ生きものと出会える川がそばにあるなんて恵まれている。

遠出はなかなかできないけど、思いのほか楽しい時間をすごせているよね、わたしたち。

「そんなもん」でもいい、と言ってくれる子どもたちが、さらに愛おしくなる。


人間だもの、そんなもん


・かくれて、甘いものを食べる日々

「そんなもん」と受け流してはいるけれど、癒しは必要だ。

現場では、ほとんどひとりでがんばっているのだから、そのくらいは許されるだろう。


けど、そんな日々が意外とすき


「そんなもん」と言いながら受け流すばかりだが、そんないまが、いちばんすき。

つぶやいているうちに、なんだか気持ちが軽くなる。

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