ビジネスに活かす臨床心理学
こんにちは!
Tales Inc. CEOの竹内良地です!
私は、大学時代は「臨床心理学」を学んでいました。
なかなか聞きなれない学問だと思いますが、臨床心理学はとてもわかりやすく言うと「カウンセリングスキル」を学ぶ学問だと思います。
「臨床」とは、「床に臨む」と書くため、今まさにメンタル不調を抱えている方へ様々な「カウンセリングスキル」を通してケアをする学問です。
私自身、大学時代に臨床心理学を学び、新卒からビジネスの世界にいますが、一見ビジネスにはなかなか縁が無さそうな臨床心理学がとても活きていると感じています。
「なぜ、臨床心理学がビジネスに活きるのか?」
今日はそんなお話をしたいと思います。
そもそも、ビジネス・仕事とは何だろう?
「なぜ、臨床心理学がビジネスに活きるのか?」をお話する前に、そもそもビジネスや仕事を何だと捉えているかお話をしたいと思います。
私は、ビジネスや仕事は「ありがとうを稼ぐ行動」だと思っています。
「ありがとう」は漢字で「有難う」と書きます。
つまり、「有るのが難しかった。」が、「ありがとう(有難う)」の本来の意味です。
この「有るのが難しい状況の人に、何かを提供し、有難うの代わりにお金という対価をもらうのが、ビジネスや仕事の本質」だと思っています。
例えば、、、、
ピザ屋さんは、美味しいピザを食べたくても、上手にピザを作れない私にとって、とても有難い存在です。
なので、私はピザ屋さんに行って、ピザを楽しんで、お金を払います。
他にも、、、
大工さんは、自分の理想のお家を建てたくてもスキルがない私にとってとても有難い存在です。
なので、家を建てるときにはお願いをしてお金を払います。
このように、「誰かにとって、有るのが難しい状態を、自身の持っている商品やサービスやスキルを通して、提供し、有難うを頂く。」これがビジネスや仕事だと思っています。
世界で一番有難い企業はアップル
アップルは、世界時価総額ランキング第1位の企業です。
時価総額とは、その企業の価値(会社を丸ごと買う時に必要な金額)なので、言い換えると「世界で一番有難い企業」だと言えると思います。
自身の生活を考えると、iPhone(もしくはスマホ)のない生活は、現代を生きる人にとっては考えることができないと思います。
友人や家族とコミュニケーションを取るのも、あらゆる情報を取得したり、決済をするのも、様々なことを現代の私たちはスマホ経由で行なっています。
アップルは世界で一番「有難うを稼いでいる」と言えると思います。
なぜ、臨床心理学がビジネスに活きるのか
そうなると、どうやったら「有難うを稼ぐことができるのか?」となると思います。
これは結論、「徹底的に”相手目線”になること」だと思っています。
「この人にとっては、何が有ることが難しい状況なのか?」を、その人目線で考え抜くことだと思っています。
その上で、臨床心理学で学ぶことは、「相手目線に立って考えるスキル」だと思っています。
クライアントが、
「何に困っているのか?」
「どんな課題を抱えているのか?」
「どんな理想を持っているのか?」
「本当は何を言いたいのか?」
「まだ気付いていないことは何か?」を、
様々なカウンセリング方法で考え続ける学問が臨床心理学だと思います。
一見すると、ビジネスからは程遠いと思われがちな臨床心理学でも、
徹底的に相手目線になって、相手にとっての有難いを見つけ、その有難いと自分の持つ商品やサービスや商品を提供する。
それが、臨床心理学のビジネスへの活かし方だと思っています。
Tales Inc.
CEO 竹内良地
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