正しい休日の過ごし方にご注意
結局、正しさに囚われることが一番の苦しみになるのだろう。
日曜日の過ごし方一つ取ってもそうだ。
休みなんだから、あれをしよう、これをしようと考えるのは分かる。
でも、何だか上手く行かなくて、中途半端に一日が終わってしまう。
なんでもっと時間を上手く使わなかったんだと、心が残る。
ただそれは、自分の思考が、
「これが正しい。これが正解だ」と、
勝手な判断をしているに過ぎない。
上手くできない理由はいくつもあるだろうが、
その中の一つには間違いなく、この「正しさ」に囚われる心があると思う。
理想を持つことは問題無い。
こうなりたいという姿を思い描くことは、モチベーションにも繫がる。
だけど、それを「正しい姿」としてしまうとよくない。
正しさは、恐怖を生む。
正しさから外れたときの不安や心配が恐怖となって、動けなくなってしまう。
だから、「正しさ」を基準にするよりも、「楽しさ」や「喜び」を基準にするほうがいい。
10のことをやろうとして、
1しかできなかったとしても、
できなかった9を意識するのではなくて、
できた1を認め、そしてその1を1.5にするにはどうすればいいかを考えよう。
もちろんそのときも、どうすれば楽しく、どうすれば自分を喜ばせることができるかを意識しながら進むことを考えるのだ。
もし、今日があと残り1時間だったとしても、その1時間で喜び、幸せになれることを考えることに心を集中させよう。
体を変化させるのには時間が掛かるが、
心を変化させるのには一瞬あればいいのだ。
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