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全て自分の中にある

不安や心配が心の中にあるときは、

安心を得たいと人は思う。

そのときに自分を安心させてくれる、正解を与えてくれる何かが、どこかにあるとつい探してしまう。

それは、本の中だったり、偉業を成し遂げた人の言葉の中にあると思ってしまう。

だけど、それらはヒントにはなっても、決して答えにはなってくれない。

結局、答えは自分が不安や心配に対して、どう思い、どう考え、どう解釈し、どう受け止めて、どう納得するかしかない。

最後は自分が決めなくてはいけない。

そこを、どこか外の世界に、唯一無二の正しい答えがあるはずだと探し続けると、たぶんそれだけで人生が終わってしまう。

世界が自分を作るのではない。
自分が世界を作っている。

自分がどう捉えて、どう見て、どう考えているか、それが反映されているものを世界と呼ぶ。

根拠なんか無くてもいい、いや、無いほうがいい。自分に自信を持とう。

自分が見て、思考したことが世界になるのなら、楽しくておもしろい方向で世界を作ったほうがいいではないか。

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