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マイホームづくりは、契約後が本番だった件

 こんにちは、たくゆきじです。

 今回の記事では「契約後も色々と相談することが可能である」というお話をします。実際に契約する前に、私はこんな感じのことを思っていたんですよね。

契約後はなかなか修正できないだろうから、契約前にいろいろと話をつめておかないとな。

 ただ実際はそうじゃありませんでした。

 打ち合わせの回数は契約後のほうが多かったですし、なんなら実際に建築が始まってからも修正や相談は可能でした。

 体感的には契約前が2割、契約後が7割といったところでしょうか。

 その辺について今回お話ししたいと思います。

本記事は『たくゆきじの夢のマイホーム奮闘記』というマガジンの中の記事になります。勤務医が等身大のマイホームを建てるにあたって気づいたことをシェアするマガジンです。


契約後も打ち合わせや修正の嵐


 契約したことがないと想像がつかないかと思いますが、家づくりに関する打ち合わせの数って想像していた以上に多いんです。

 契約前の時点でも何回か打ち合わせを重ねていましたが、契約後にハウスメーカーと打ち合わせをした回数は、全部で(たしか)14回です。

 その中には住宅ローンの打ち合わせなども含まれているので、住宅自体の打ち合わせはだいたい10回くらいでしょうか。

 そう、マイホームづくりは契約後が本番なのです(真顔)

 1回あたりの打ち合わせ時間が2~3時間くらいかかるので、はっきり言って、めちゃくちゃ疲れます。これを2021年12月から2022年2月までの3カ月間でやっていたわけなので、週1回ペースで打ち合わせをしていたことになります。

 私はこの時期、ベッドフリーの大学院生で病棟を持っていなかったため、日程をなんとか調整できた面がありました。しかし、病棟を持っていたら、この頻度で打ち合わせをするのは正直難しかったかもしれません。

 なかなか休みを取れない場合、たまの休みに午前午後ぶっ続け(8~9時間)で打ち合わせをする方もいるそうです。そのためこのあたりは覚悟しながら臨みましょう(笑)。

 また、夫婦で譲れないポイントが違うことが多いのも、疲れるポイントです。なお、どっちの意向を優先するかは、夫婦のパワーバランスで決まります。

我が家の優先順位がどうなったかはお察しください(白目)

 契約後に打ち合わせを何度も重ねることで、ようやく希望とする間取りや家の仕様になっていきます。この間、夫婦で衝突した回数はそれなりにあります。

外壁の色はどうするんだとか…
・洗面所の位置はどうするんだとか…

 完全自由設計なのでこの辺は自由に決められたのですが、逆に自由すぎるとそれもそれでストレスで、ある程度選択肢が絞られていたほうが幸せであるようにも感じました。

 まるで志望科が決まらない研修医のようなストレスを感じていました…笑

 個人的なコツとしては、男性医師×専業主婦という組み合わせの場合、予算が許す範囲であれば奥さんの意向に従いましょう。それが生きのびるコツです。(断言)

 そのためにも家を建てると決めたならば、最初に優先順位を決めておきましょう。

建築が始まっても相談できた!


 全部で14回にわたる打ち合わせを終えると、あとは現場での建築が始まるだけという段階になります。こうなると基本的に後は大工さんにお任せになりますので、我々が口を出すところはほとんどありません。

 徐々に出来上がっていく家を見ているだけで楽しいので、少し遠回りして建築中の家の前を通ることが増えてきますね(笑)

 建築開始後も我々が相談できるポイントがちょこちょこありましたので、その経験談も含めて報告します。

(1)断熱材の隙間について

 これは妻が気づいたことなのですが、建築現場へ通ううちに、断熱材の隙間がちょっと空いていることに気づきました。妻のお父さん(建築会社勤務)に相談したところ「これはよくあるミスだから、言ったほうがいいよ。大工さんも人間だから、こういうこともあるんだよね」とアドバイスをもらいました。

 その後、現場監督に断熱材の写真を見せて「ここの隙間をなんとかしてもらえませんか」と相談したところ、対応してもらえたようです。

 正直、我々は建築に関しては素人なので、自分たちが気になったところがプロから見れば問題にならない、ということも多々あると思います。ただ、例えば今回の件を指摘せず、実際に住み始めて思ったより家の中が寒かったりしたら、

「あのときの断熱材のせいかも…」

と思ってしまうこともあるかもしれません。

 そのためどちらかというと、建て終わった後に自分たちが納得するためにも、気になったところは常識の範囲内で大工さんに相談するというプロセスは踏んだほうがいいのではないかと思います。

(2)家の中の設備について

 建築が始まると、基本的に我々が口を出すところはなくなります。
 しかしながら実際に打ち合わせを終えた後でも、

「あー、あれしとけばよかったなぁ…。」

 というところがちょこちょこ出てきます。

 それに関しては、建築が始まった後でもできるところは対応していただけました。我々がお願いしたのは、コンセントと2階の洗面台です。

 コンセントについて、後々見直してみると少し足りないと思ったのですが、建築が始まった後に連絡してコンセントの数を増やしてほしいと伝えたところ、対応していただきました。

 また、2階の洗面台をグレードアップしてほしいと伝えたところ、間取りの関係からサイズは同じという縛りはありましたが、こちらも受けていただくことができました。

 間取りの見直しなどのmajor revisionは難しいところもあるのでしょうが、ちょっとしたminor revisionであれば対応していただけるポイントはありますので、気になるところがあれば相談してみると良いと思います。

まとめ―契約後や建築開始後も打ち合わせは可能

 以上、契約後や建築開始後も打ち合わせは可能、というお話をしました。

 後悔しないようにするためにも、打ち合わせが終わった後も気になるところは、常識の範囲内で営業さんに聞いてみることをおすすめします。

※本記事はm3.comで連載中の記事を改変して転載しております。

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本記事は『たくゆきじの夢のマイホーム奮闘記』というマガジンの中の記事になります。勤務医が等身大のマイホームを建てるにあたって気づいたことをシェアするマガジンです。

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