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早起きの習慣について考える (その2) 朝起きる時間を早めるだけで良いのは○○○の人だけ

質問です。

今まで7時に起きていた人が5時に起きるようになったとします。他の条件はすべてそのまま変化しないものとします。

この早起き習慣は持続するでしょうか?

もちろんこの質問に絶対的な正解はないのですが、多くの方は「持続しない」と思われたのではないでしょうか?

従来の睡眠時間が仮に7時間で夜12時に就寝していたと仮定すると、朝5時おきになったということは、睡眠時間が2時間減って5時間になったということになりますね。

何を当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、早起きしようと考えたときに起床時間だけ早めようとしてる人、意外に多いんじゃないでしょうか。

では設定を変えて、従来夜10時に就寝して7時起床(9時間睡眠)の人が5時起きに変えたとしたらどうでしょう?

持続できそうだと思うでしょうか?

9時間睡眠がその人にとって必要十分な睡眠時間だったとしたら、やっぱり睡眠不足に陥って持続できないかもしれません。

逆に9時間睡眠は「寝すぎ」、つまりその人にとって従来の睡眠時間が長すぎる場合に限り、単純に起床時間を早めることが可能になるのではないでしょうか。

日本人は諸外国にくらべて睡眠時間が不足気味と言われているそうですので、多くの人にとって、早起き習慣を考えるには睡眠時間をどう確保するかが大きな課題になりそうです。

睡眠時間は削れない、むしろ足りていない中で早起きを習慣化しようという難題に、あなたは取り組もうとしているのかもしれません。

これは相当深い問題をはらんでいそうだな…と思わずにいられません。

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