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石徹白Life1328日目【分科研修1(鵜飼):清流長良川の鮎と漁法と魚食】世界農業遺産『清流長良川の鮎』長良川システムサポーター育成研修の一環で2021年8月7日(土)に行われ、参加しました。


午前中~15時までの前半は鮎の友釣り体験など。午後から夜にかけては関市の小瀬でまちあるきガイドを体験し、最後に鵜飼舟に乗りました。

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特に印象的だったのは、

川底の石に舟が乗り上げる音です。

激突の衝撃音ではなく、ざざざーーっと静かに乗り上げていくところが何度かありましたが、その度に船頭さんの技術や眼力、経験の蓄積を感じました。

今年は水量が少なくて、鮎も小さいものが多いと伺いましたが、上流で午前中に友釣り体験をした時には「今年のアユは大きい」と聴いていたので違いが際立ちます。

全体研修1で川漁師のけんぼうこと平工さんが「人間の都合ではなく川に呼ばれていつでも出かけていき、川の都合に沿って暮らしている」という話をされていましたが、

鵜匠さんも「これだけで食べていくのはたいへんだ。エサ代だけでも相当なモノになるから」とおっしゃっていました。


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自然の流れや気候がこれだけ大きく変動している中で、
自然の恵みを糧にしたり、生業としていくことの厳しさを感じる一日でもありました。

夕暮れから蝋燭の炎が揺れる提灯をぶらさげた屋形舟での鵜飼。
暗闇の中に鵜匠と鵜の声、波音が篝火で浮かび上がる光景。

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僅かな時間ですが、そこに永遠の流れも感じました。

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