#5 株価データをどのように分析しているのか?

こんばんは。5本目の記事です。

始めてから連続で書いていましたが、少し間があいてしまいました。

仕事がピークなこともあり。

気持ち的には、「プライベートや投資の勉強を仕事に邪魔されたくない」というのが本音ですが、あくまで本業は会社員。

頑張りすぎないようにはしていますが、守るべきラインは守って、会社員としても最低限うまくやっていけるように心がけているので、こういう時は仕方ないと考えています。

言い換えると、投資についても、こうなっても大丈夫な投資戦略しか今は考えていません。1か月スパンのSwingトレードと、長期保有です。デイトレやそれに近いやり方にも興味はありますが、兼業でやることではないのかなと。

前置きが長くなりましたが、今日は株価データを自分がどのように分析しているかを書いていこうかと思います。


【最初はExcelで無理やり頑張る感じでした】

以前の記事でも書きましたが、始めた頃は長期投資しか考えていなかったので、見たい銘柄が頻繁に変わるイメージはなかったです。

割安な銘柄をいくつかピックアップし、買い、保有しながらそれらの株価やニュースをチェックして売り時を見定めようと考えていました。

そのため、ピックアップした銘柄だけをExcelファイルに入れ、ネットで無料でDLできる日足データから、Vlookup関数で毎日の株価を引っ張り、ためていっていました。


ただ、1~2か月やって、すぐに”これはよくないな”と思いました。

理由は大きく二つ

・本当にずっと決まった銘柄しか見ないのであればいいですが、やっていくとそんなことにはならないなと気づきました。そして、ほかの銘柄を追加したくなった時、追加銘柄の株価だけ途中から始まるようにたまっていくので、このやり方は不便でした。

・日々の作業、そんなに大変ではないですが、毎日あるいは5日分ためて毎週やっていると、負担感がありました。


【ちょうどそのころからもう一つの戦略を考え始めた】

日々株価を見る中で生まれた仮説から、長期保有だけでなく、Swingトレード的なことをやってみようと思ったのがこのころでした。

(この”仮説”については、データを必死で分析した結果見えてきたもので、その詳細は別記事を書きたいと思っています。体感として、結構な確率で勝てる戦略になっているので、有料記事にするかどうかも含めて検討中です。ただそもそも私がnoteにまだ全然慣れていないので、しばらくは無料記事を書きながら様子を見ているのが現状です。)

Swingトレードをするならなおさら上記のExcelゴリゴリ法では無理だったので、データのため方、分析のやり方を見直そうと思いました。


【結果、Accessに落ち着く】

「ためる」「抽出する」といったことを効率的にやるためには、ちゃんとしたデータベースになっているほうが良いと思い、それまで触ったことがありませんでしたが、Accessに手を出してみました。

基本的な使い方を勉強した後は、自分がやりたいことを実現する方法を調べながら、自分なりの株価データベースを構築しました。

やりたかったことは主に二つ

①楽にためる

②必要な時に必要なデータを楽に抽出する

です。


①については、ネットからDLできる日足の全銘柄データの形式のテーブルを作り、所定のフォルダにファイルを置いてボタン一つ押せば取り込んで蓄積できるようにしました。

ファイルを読み込むソースコードも、ネットで調べたらすぐ出てくるので、それをコピペし、ディレクトリなどを自分のPCに合わせて変えるだけでした。

これにより、毎週1~2分の作業だけで、株価データを蓄積できるようになりました。今も続けていますがまったく負担はありません。


②については、Accessの基本的な機能であるクエリを主に使っています。

今一番よく使っているのは、銘柄コードと日付の一覧を読み込めば、それらに終値をつけて返してくれるクエリです。

毎月積極的に売買をしているSwingトレードでは、月に1回買い候補の選定をしているので、その際に、自分が思う各ポイントでの株価を抽出し、分析することで、今買い時と思える銘柄を決めています。

その分析のための前段の作業をめちゃくちゃ簡単にできたので、Accessやってみて良かったと思いました。

抽出した後はいいようにExcelで分析しているので、目的に応じて使い分けられていて満足しています。


他にも、長期保有銘柄を買う際にやっていた企業価値の計算なども、Accessの中で簡単にできるようにしました。使用頻度はそれほど多くないですが。


【まとめ】

今回の記事でAccessの良さを伝えたいわけでは全くありません。

約1年半、ずっとのめりこんで株価データの分析や売買を続けてこられているのは、この記事で書いたように、負担を軽減するために立ち止まって効率化を考えたことも少なからず貢献していると思っています。

投資で利益を上げるためには、粘り強く継続することが大事だと思っています。

そして、その継続のためには、心理的な負荷は大きな邪魔になります。


”継続するための効率化”を私は大切にしています。



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