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英語教育について考えるための本の感想

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書評というには物足りないぐらいのものしか書けていないので「本の感想」としています。
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2021年5月の記事一覧

『デジタルで変わる子どもたちー学習・言語能力の現在と未来』 読了。

『デジタルで変わる子どもたちー学習・言語能力の現在と未来』バトラー後藤裕子 週末の保護者…

『学習と生徒文化の社会学 -質問紙調査から見る教室の世界-』読了。

『学習と生徒文化の社会学 -質問紙調査から見る教室の世界-』須藤康介 (2020).を読みました。 …

『やりすぎ教育 商品化する子どもたち』—英語教育の圧倒的な罪深さ。

武田信子先生の『やりすぎ教育 商品化する子どもたち』を読んだ 全体を通して自分のこれまで…

「インクルーシブ教育 ー『みんなちがって,みんないい』の陰で」 『流行に踊る日本の…

『流行に踊る日本の教育』は2021年の教育関連書籍の中でも最も注目を集めた本の一つと言ってい…

読書会 - 『英語授業学の最前線』大学英語教育学会(JACET), 淺川和也, 田地野彰, 小…

静岡と長野を繋いで,『英語授業学の最前線』大学英語教育学会(JACET), 淺川和也, 田地野彰, …

『学校英語教育のコミュニケーション論』に救われた話

去年の夏に買ってこの春休みにようやく『学校英語教育のコミュニケーション論』(榎本, 2019)を…

「マインドセット」と「悩み方」

読書量ナンバー1クラスへ今年担任している中学3年生の生徒達に「とにかくこの一年で全員が本を読めるようになろう」と年度初めに伝えた。特にクラスのルールとか目標は決めていないけど,「これだけは!」ということでかなり力を入れている。 自分が中学生の頃には全く本を読めなかった。高校3年間でなんとか湊かなえと有川浩だけは読めるようになり,大学生になってからようやくまともに本が読めるようになった。それでも最初はページをめくる手が重く,すぐに疲れてしまいYouTubeに逃げることも多かった