部下の本音を引き出す、ちょっとしたテクニック【お店選び編】
こんにちは!経営者のメンタルコーチ・たくやです。
私は普段、経営者のメンタル面、特に従業員との人間関係やコミュニケーションの課題解決に関するコーチングを提供したり、会社全体のコミュニケーションを活性化させる組織開発プログラムを提供したりしています。
今回の記事では、悩みや課題を抱えてそうな部下の本音を聞き出すためのちょっとしたテクニックについて書いていこうと思います。
あなたの職場に何やら浮かない表情をしている部下、あるいは後輩がいたとして、会社内だと話しにくいだろうから「ちょっと夜、空いてる?ご飯食べながらちょっと話さない?」と声をかける場面があるかと思います。
そんな時のお店選びのポイントがカウンター席があるお店、もしくはL字型のテーブルがあるお店です。
なぜカウンター席、もしくはL字型のテーブルなのかと言うと、人は面と向かい合い視線がぶつかり合う状態だと本音を話しにくいからです。
特にお互いの関係性ができていない時なんかは、視線の近さはそのまま威圧感に変わるので、そういった場合は特に上記のようななるべく視線がぶつからない、かつ、ゆったりとした席を選ぶほうがいいでしょう。
これは意中の相手と初めて食事に行ったりする際にも使えるテクニックです。
カウンターやL字型の席は向かい合って座るより距離感は近い割に、視線は真正面からぶつからないので相手が油断し、心を開きやすい位置関係と言われてます。
私も前職は警察官で、主にスパイの取り締まりを行っていましたので、人から重要な情報を収集する際はこうした座席位置のお店を選ぶようにしていました。
こうしたほんの些細なことでも、人は心理的な負担・不安から解放されやすくなるので、話しにくいこともついついポロっと話してしまうこともあります。
当然、相手から本音を引き出すには日頃の関係性や質問力、傾聴力も必要ですが、こういった環境の力を知っておくことで、質が高く、意味のある対話を行いやすくなるので、覚えておいて損はないと思います。
ということで、今回は部下の本音を引き出す、ちょっとしたテクニック【お店選び編】をご紹介しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
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