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【ハイライト読書】1%の努力
ひろゆきさんの本です。
ハイライトしたくなる部分を引用して、意見も交えてまとめておきます。
努力をすることで結果が変化するのも事実だが、人生のスタート地点の違いで圧倒的な差があるときに、努力して埋めようとするのは相当難しい。 それらを分けた上で、「それでも変えられる部分」を考えなくてはいけない。
そういえば何かの記事で為末大さんが「アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%」みたいなことをいっていたのを思い出した。要は、努力の前に才能や環境がくると。
まずはそこの見極めが大切で、努力するポイントを間違えてしまってはいけないということか。
上を見たらエッグスタンドだと思う。 下を見たら自分のほうがマシだと思う。
人と比較しても仕方がない、というのは誰しも分かっているようでなかなか自分に落とし込めない。でも本当に必要なものかどうかを冷静に判断すれば人が持っているものもいらなかったりする。
「自分には、あれはいらない!」「自分は家族がいる、俺の方が全然マシ!」という考え方や見方があれば、もっと楽に生きられる。
「この人とは『前提』が違うんじゃないか?」
つい、自分の意見を押し付けたくなってしまうときに立ち止まりたい考え。
「大きい会社で安泰なのに、どうしてやめちゃうの?勿体ない」なんて言ってきた人もたくさんいたけど、まさに「前提」が違うということ。
彼らは「大きい会社なら毎月お金くれるし、安心だし、将来も不安ないし、最高でしょ」という前提があるし、もっと言うと、そういった安心それ自体が「人が求めているものであり、幸せ」という前提があると思われる。
幸せの形は、人それぞれ。
「人は権利を守る生き物だ」
自分の利益は、誰も守ってくれない。自分で守ろう。 守りながらも、既得権益を壊そうとする動きがあるならば、逃げられるようにしておく人が賢い。
「既得権益=悪」くらいの勢いで盛り上がる場面が多いけれど、結局それって自分も既得権益が欲しいからなんだろうなっていつも思っている。「お金持ちは税金もっと払え」なんていう人たちも、もし自分が本当にお金持ちになったら、必死に節税対策を考えると思われる。
自分や自分が守りたいと思う人は、自分が守るしかない。
この壺は満杯か?
この話、分かりやすくて好き。
大きな岩(優先順位の高いもの)を先に壺に入れず、砂や砂利(優先順位の低いもの)を入れていくと、大きな岩を入れられず、入れるタイミングは一生訪れない。
つまり、優先度の高い大きな岩が自分にとって何かを見極める必要があるということ。
同時に砂や砂利が何かも、よく知っておかなければならない。
物やお金を持つと、それを守りたくなる。
車ってこれだなとよく思う。良い車になればなるほど、メンテナンス費用も高い。都内で車を持てば、駐車場代だけでも月3万以上はかかる。
しかも、会社員なら多分土日しかほぼ車に乗らない。
月3万も出したら、田舎なら結構よいところに住める。軽自動車の方が、どこに行っても駐車しやすいし、便利。
こだわりや趣味なら、仕方がないのかなとも思うけど。
「努力で解決しよう」「頑張ればなんとかなるかも」と考えている人は、つねに両手が塞がっていてチャンスを取り逃がす。
「片手はつねに空けておけ」
これは元グーグルのピョートルさんの「頑張らない働き方」にも通じるところ。
24時間を「頑張る」ことに費やしてしまうと、完全に思考停止。
だから、例えばNISAとかiDeCoとかふるさと納税などを意外とやらない人が多いんだろうな。
成果を変えずに、それにかける時間をどれだけ短縮できるか。
私なんか、「楽をしたい」としか思わない怠け者。怠け者万歳。
それは修復可能か?
優先順位が決められない理由の一つとして、「情報が多い」ということを言っている。
確かに、どうでもよい情報も含めて、スマホ一つで簡単に情報を手に入れられる時代。スクリーニングできないと、頭はパンク寸前の毎日。
この考え方は、優先順位をはっきりさせるための判断基準として使えるようだ。
例えば、睡眠不足は睡眠でしか補えない。他で修復不可であり、優先順位は高くなるというロジックらしい。
なるほど、あまりこういう視点で優先順位を考えたことはなかった。参考にする。
好きなことを仕事にしないで、できることを仕事にすることを僕は勧めている。
最近は「好きなことだけで生きていこうぜ、うぇい!」系の話が多いけど、どうやらひろゆきさん的には違うらしい。
そういえば、以前勤めていた会社に「今でしょ」の林先生が講演に来た時も、同じ話をしていた。
マトリックスにして、「自分ができること、できないこと」「ニーズがあるもの、ないもの」というような感じで書いていたと思う。
そして、できることかつ、ニーズがあることを今自分はやっていると言っていた。
好きなことができることなら、とても良いけれど、好きなものは趣味として割り切ってしまうのも考え方。それをマネタイズしようとすると、楽しめなくなってしまう恐れもある。
「やりたい」と思えることを思いついたときに、「実行できるレベル」まで落として考えたり、「それに必要なスキル」が何かを考えるようにすればいい。
これもやりたいことと、できることに繋がる話。
「できる>やりたい」という判断で、できることからやりたいことをチョイスしていく感じか。
絞っていく作業。
「この体験が、なくなったら困るな」と、あなたがそう強く感じられるものを安定収入にするのがいい。
これが意外と見つからなかったりする。笑
本当はあるはずなんだけど、普段意識できていないんだろうな。なぜなら、なくなることを想定しないから。ずっとあると思っているから。
この視点を持てるかどうかが、運命の分かれ目なのかも。
まずは相手が何もしない限りは、自分から裏切ることをしないのが一番だ。
「やられたときだけ、やり返す」
基本的には性善説でいよう。そして、裏切られたら、同じようにやり返す。 それが正しい順番である。
有名な「囚人のジレンマ」を引き合いに出して、性善説を説いている。それが確率的にそれが必勝法だからだ。
倍返しする必要はないけれど、やられたらやり返すというのは数学的には正しいということ。
自分は相手を信じて、裏切らない。
「最後に勝つにはどうすればいいか」
ここに、「1%の努力で結果を出す」答えが集約されていると思う。
イス取りゲームのくだりは、秀逸。5位だったチームの振舞いはまさに思考力の賜物といった感じ。
この発想を抽象化して応用できると、面白いと思う。
「場所があれば、人は動きはじめる」
そんな心理があることを覚えておくといいかもしれない。 運動場とボールがあれば、勝手にゴールを決めてサッカーっぽい遊びをやりはじめるのに似ている。
プラットフォーマーの強さは、ここにあると思う。入場料で安定収益。
そして、「ここってちゃんとした場所だよね」って思わせることもまた大切だとも思う。
場所が先か、人が先か。どっちなんだろう。鶏か卵かみたいな。この場合、人(ニーズ)があっての場所なんだろうな。
やっぱりニーズ掴むのって大事。
いつだって、発信者は強い
そうね。発信しなければ、残された道は「言われたことをやる」か「何もしない」という選択肢しかないからなー。
いろいろなところに手を広げ、勘所を探り、うまくいきそうなものだけに集中する。そして、うまくいったら、それが「努力だったのだ」と後付けされる。 それが真理だ。
この考えに同意です。
「努力は必ず報われる」というのはちょっと間違っているといつも思っています。
「努力が必ず報われるとは限らないけれど、報われた人は必ず努力している」というのが正しいというのが個人的な考え。
「東京から名古屋に行くぜ!」と意気込んで、訓練してスペースシャトルに乗って宇宙に飛び立ったとしても、絶対に名古屋には辿りつけませんからね。
今自分がどこにいて、どこを目的にするのか。それが見えて初めて、たどり着く方法を考え、最後は全集中。これがベストな気がする。
「自分は『いい人』に見えているか?」
これは出世や競争社会に疲れている人にとって、とても救われる考え方というか、救われるポジションの取り方だなと。
「この人がいると空気がよくなる」的なポジションは確かにすごく重要。これも評価項目の指標とかになったりすると、会社全体がもっとよくなるところもありそうな。
「明日やれることは今日やるな」
「明日やろうはバカ野郎」なんて言った奴が「バカ野郎」ですね。
先延ばしで後悔しまくっちゃう人はメンタル的によくなさそうなので、先延ばし癖を直した方がパフォーマンスあがるかもしれませんが。
私はぎりぎりまでやらないタイプです。夏休みの宿題から、ずっとそう。
結局なんだかんだできることを知っているので、早めに終わらすことはしません。
他にやりたいことがいっぱいありますし。
マンガを10時間ぶっ続けで読むとする。すると、「ああ、10時間もムダにしてしまった」と考えてしまう人がいるようだが、僕の場合は違う。「10時間もエンターテインメント業界を勉強した」そのように考える。
私も毎日エンターテインメント業界を3時間以上は勉強している、よし!
「この人は何を求めているんだろう?」
ビジネスをする上で、この視点は重要だけれども忘れがち。自分の利益のために相手の求めていることが見えなくなってしまうことがあります。また、自分の利益のためじゃなくても、相手にとって良かれと思って提案したことがちょっと的を外したりしてしまうことも。
見極めは難しいですが、常に意識したいことですね。
「この1週間で『新しいこと』はあっただろうか?」
人生を楽しめているかどうかのポイントだと言います。私個人はすぐに首を突っ込むタイプなので、新しいことだらけです。すぐ飽きたりもしますが。
「調べる労力を惜しんでいないか?」
すぐに調べるのですが、調べ方が下手くそなので、勉強中です。ほしい情報が手に入らないときって、大抵検索の仕方が悪いんですよね。検索上手になりたい。
「これ、絶対に後で笑い話になる」
辛いこともしんどいことも、笑い話にできるから儲けもの!
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