Apple社の窓に映るGoogleマップで食べログで美味いものを食べて、雨の日はウーバーで出前をとり、youtubeやネトフリを楽しみながらAmazonで買い物をする

人類は「選べる」ようになってきている。これは進化であり、自立だ。
選択の権利が民衆におりてきているのだ。
意味わからないと思う、すみません。

たとえば2015年に通信回線の自由化、2016年に電力小売全面自由化、2017年4月の都市ガス小売全面自由化が始まった。ピンと来るか来ないか分からないが、これはけっこうすごいことだった。

これまで「インフラ作りを市場に任せると、過当競争が起こる」と思われていたので、全部を国がやっていた。「バカに任せてるとロクなことにならんからな！」と国に思われていたのだ。

しかしここ最近はすっかり僕たちは、自分ちの電気やネットやガスの料金を好きなところで支払えるようになった。

むかしは音楽をやるならば、地元のライブハウスに睨まれるわけにはいかなかったが、もはやネットで何だってやれるのだ。CDデビューをするにはレコード会社に所属せざるを得なかったが、もはや中学生でも自分でCDも出せるし、サブスク配信だってやれる。
ライブハウスでノルマを払いながら店長に説教をくらわなくてもスパチャで小銭が稼げてしまう。

よくよく考えてみると、今日も僕たちの暮らしを支えている要素のほとんどが民間サービスだ。

Apple社の窓に映るGoogleマップで食べログで美味いものを食べて、雨の日はウーバーで出前をとり、youtubeやネトフリを楽しみながらAmazonで買い物をする。

マイナンバーカードで印鑑証明を取ることもめったにないし、市役所から届く新聞みたいなのは読んだこともない。

もはやこの進化っぷりは「インフラを民間に任せてられんな！」などと国が考えられるようなフェーズではないのだろう。

「国家」というものも少しずつ解ほどけていっている。これは考え方とか主義思想ではなく、上記の太字の概念だ。

変な話、いきなりニューヨークに放り出されてもスマホがあればなんとかやっていけるようになったということだ。めちゃくちゃ嫌だし、苦労するだろうが、でもGoogleマップや翻訳アプリを使えばわりと何とかなるし、暮らすにしても全世界の物流はAmazonで管理されているので日本と変わらない。

20年前ならばそうはいかなかった。語学必須、アテンダー必須、運必須だ。

この「世界中どこに放り出されてもけっこうなんとかなる」という事実。これこそが「国境が緩くなった」と言うことなんじゃないだろうか。
むしろ「手を取り合って仲良くしてるから世界は一つ！」とか言われても全然ピンと来ない。

一つになりつつある世界で戦争が起きても昔とは違う。情報をクローズしようとしても限界がある。世界中がプーチンを非難できるし、昨日ロシアやウクライナで起きたことを僕たちは爆速で知ることができる。

話が大きすぎるが、話を小さく戻すと、結局僕たちは生活に必要不可欠なものまで選べるようになったということだ。どこの会社で電気代を払ってもいい。ガスもネットも携帯もだ。

だから企業は企業で選んでもらうためにいろんな工夫をしている。「俺を選べよ！」と絶叫している。

かと言って、「生活に必要不可欠なもの」こそ何だっていいというのが暮らしの本音だ。

携帯キャリアもどこがベストかなんて分からないし、溢れかえる格安SIMの会社数すら把握できない。脳死してdocomoやソフトバンクにしてしまいたい。

電気代やガス代水道代ネット代に保険も安くなる方がいいし、そんなことを考えるよりも、もっと人生には大切なことがある。そんな面倒なことは詳しいやつに丸投げしてしまうのがいい。

これを面白おかしくやれたらいいなぁーと思い、戸建てのコンシューマに対してのインフラコンサルの事業を新たに始めてみた。
単身者よりも最適化の幅があるし、生活の水準も安定しているのでラクだ。

オープンさせたばかりだけど、黒字化したのでひとを雇っている。気が狂うほどのコストカットをしているせいで人件費率20%を達成した。時給換算したら2,300円ぐらいになる。

事務所だの車だのオフィス機器やDX系に払うより、雇用に払うのが一番である、とつくづく思う。
そしてバイト求人サイトとかよりもnote、曲、小説などで僕を知ってくれているひとに働いてもらうのが一番であるとも、思う。

「働きたい」「お試ししてみたい」「話だけ聞きたい」と言ってくるひとがちょこちょこいる。2人ぐらい増員したい。
リモートやらもあるので興味あるひとはメールくれたらペラペラ話します。

給与:30〜50万
時間:平日12〜19時、土日祝10〜19時
シフト2週間ごと

takurooohirai@gmail.com
LINE:qop1234

微動だにしない日々を持ち上げる！